埋没法とは
美容医療で一番多く、手術で切らずに二重にする方法が埋没法です。髪の毛よりも細い糸を二重まぶたを作りたいラインに沿って、数カ所埋め込むことで、二重のクセ付けをする施術法です。
埋没法は糸を埋め込んでたるんだまぶたを引き上げますので、まぶたのたるみが少し気になる方にもおすすめの施術です。しっかりとまぶたのたるみを引き上げをご希望の方は眉下切開法もご検討ください。
施術したまぶたを除けば、当日からメイクが可能ですし、施術したまぶたも1週間ぐらい強くこすったり、つまんだりしないようにすれば、軽いポイントメイクは可能です。
日本人に似合う自然な二重です。
さわやかな印象にしたい方にお勧めです。
上戸彩さん、石原さとみさん、
広末涼子さんなどのタイプ。
欧米人に多いはっきりした二重です。
華やかな印象にしたい方にお勧めです。
浜崎あゆみさん、柴崎コウさんなどのタイプ。
固定力が強いスクエア法を採用!
皮膚の厚い方や脂肪の多い方など、体質により糸が外れてしまうことがまれにあります。当クリニックの方法は、固定力が最も強い「スクエア法」を採用していますが、万が一、糸が外れた場合でも1年間の保証が付いていますので、追加料金なしに修正可能です。デザインが好みに合わない場合には、1カ月以内であれば糸を抜けば簡単に元に戻せます。
このような症状に有効です
- 簡単な二重まぶた治療
- まぶたにメスを入れないで二重まぶたを実現したい!
※同じ症状でも、カウンセリングによって提案する治療法が変わる場合もあります。
ここでは、代表的な治療法をご紹介しています。
埋没法治療の様子
埋没法の治療の流れ
※こちらは標準の治療の流れです。
※具体的な治療は個人によって異なります。詳しくは直接医師やスタッフよりご説明いたします。
- STEP1
当クリニックの専門医がカウンセリングを行い、治療方法を決めます。
- STEP2
目薬の麻酔で麻酔液を全体に浸透させ、次に極細の注射針で、必要最小限の麻酔をします。これは腫れを抑えるためです。痛みは軽度で楽に手術が受けられます。麻酔中目をギュッと閉じてしまうと内出血や腫れの原因になりますので、ご注意ください。
- STEP3
メスで切らずに針で糸を埋め込んでいきます。傷跡はほとんど残りません。手術中は安全のため、眼球を保護する角板という器具を使用しますので目を傷つけることはありません。埋め込む糸が結膜側に露出しない方法で行うため、角膜を傷つけることもありません。使用する糸は内臓の手術に使用する安全性の高いもので、体に埋め込むことで悪影響が出ることはありません。
- STEP4
治療後、小さな黒いかさぶたになりますが、1週間ほどでかさぶたは取れ、きれいなツルツルの肌になります。
※手術時間は両目合わせてわずか10〜15分です。
※術後の痛みはほとんどありません。麻酔量により腫れを抑えるようにしていますが、術後に充分冷やしていただくとさらに腫れの予防になります。
※4〜5日、まぶたを閉じた時に、糸を通した針穴が少しへこんで見えることがあり、重い感じやつっぱりがありますが、すぐに落ち着きます。
※皮膚の極端に薄い方の場合、埋め込んだ糸の結び目の部分が少し盛り上がって見えることがありますが、徐々になじんでいきます。
※治療効果は永久的なものではありません。加齢とともに上まぶたの皮膚がたるんでくると、二重の幅は徐々に狭くなっていきます。
治療後も、ご質問・ご心配事等ありましたらいつでもお問い合わせください。
症例写真

Before


After
埋没法の副作用
- 効果の持続期間は永久的なものではありません。加齢とともに上まぶたの皮膚がたるんでくると、二重の幅は徐々に狭くなっていきます。また、上まぶたの皮下脂肪の多い人や皮膚の厚い人、上まぶたを引っ張り上げる筋肉の力の弱い人などはまれに糸が外れることがあります。その場合は補強の糸を追加することがあります。
- 手術直後は少し腫れるので二重の幅が広めに見えますが、1週間くらいで希望の幅に落ち着きます。また、糸を埋め込んだ部位が多少へこんで見えたり、目を空けたときにつっぱり感などの違和感があったり、目の中が少しゴロゴロしたりすることがありますが、4〜5日でなじんで落ち着いていきます。
- 注射のあとや打撲のあとに青あざ(内出血)ができやすい体質の方は、まれに目のまわりに内出血が出ることがありますが、1〜2週間で自然に消えていきます。その場合には、ファンデーションやコンシーラーでカバーして目立たなくすることは可能です。
- 手術前と手術後の検診時に写真を撮らせていただいております。写真は手術の経過を確認するための目的以外では使用いたしません。写真を撮らせていただけない場合は治療効果が判定できないため、ご了承いただいた上で治療をお受けください。
- 遠方から治療を受けられる際も必ず医師の指示に従い、通院していただきます。
- 手術後の経過として、1カ月・3カ月・6カ月検診がございますので、必ずお電話でご予約の上ご来院ください。
- 治療効果や副作用には個人差がございます。
- 主観的な満足を得られないことや客観的に結果が変わらないことがまれにあります。ご理解いただいた上で治療をお受けください。
注意事項
治療患部の大きさ、深さ、質などにより除去時間、治療回数は異なります。
- 入浴
当日から可能ですが、長湯をすると腫れや内出血の原因になることがありますので、2〜3日はシャワー程度が無難です。
- メイク
上まぶたを除けば、当日から可能です。まぶたのメイクは翌日から可能ですが、軽いポイントメイク程度にしていただき、1週間は上まぶたをこすったり、つまんだりしないようにご注意ください。
- コンタクトレンズ
術後すぐに装着できます。ただし2〜3日は必要最小限にしていただき、様子を見ながら徐々に装着時間を長くしていってください。
- 飲酒・運動
少量の飲酒と適度な運動であれば翌日から可能です。
※不明点・不安点は、どのようなことでも医師にご相談ください。
※治療患部の大きさ、深さ、質などにより除去時間、治療回数が異なる場合もあります。
医師の紹介

このページの筆者:松下洋二
Yoji Matsushita, M.D.
鳥取大学医学部卒業後に京都大学医学部形成外科に入局。大学附属病院などで形成外科・美容外科で働いた後、2007年より五本木クリニックの美容診療部の部長に就任。
お知らせ
- 12月29日
- 年末年始の休診日
五本木クリニックは2021年12月29日〜2022年1月4日までお休みです。2022年は1月5日の水曜日からスタートです。どうぞよろしくお願いします。 - 11月04日
- 保険証登録したマイナンバーカードに対応しました
五本木クリニックではマイナンバーカードが健康保険証として利用できます(健康保険証でもこれまでどおり受診できます)。※マイナンバーカードを健康保険証として利用するために、マイナポータルから健康保険証利用の「初回登録」が必要です。 - 10月05日
- 新型コロナワクチンの有効性に関する研究について
当院が長崎大学熱帯医学研究所呼吸器感染症学分野に協力している新型コロナワクチンの有効性の研究の途中経過がプレスリリースとして公表されました。
➡COVID-19 research Japan - 10月01日
- インフルエンザの予防接種を開始しました。
来院時に接種あるいは予約をしてください。受診日が遅くなる方は電話での予約も受け付けています。なお65歳以上の方に送付されている都内23区内予診票をお持ちの方は当院で接種を受けることができます。