精嚢炎(せいのうえん)

精嚢炎とは

精液の多くを占める精嚢液をつくっている精嚢に、細菌が感染して起きる病気です。精嚢炎には急性と慢性があり、急性精嚢炎の多くは前立腺炎に伴って発症します。

症状

急性精嚢炎は前立腺炎を伴うことから、尿道や下腹部の不快な痛みや鈍痛、排尿時の痛みや熱感、残尿からくる頻尿、血尿、血精液(精液への血液の混入)、発熱などの急性前立腺炎と同様の症状が現れます。

一方、慢性化すると、射精するときに痛みを伴うようになります。

原因

急性前立腺炎に伴う精嚢炎は、大腸菌、ブドウ球菌、淋菌、連鎖球菌などの細菌が原因となります。そのほか、結核菌に感染して発症することもあります。

慢性精嚢炎の場合、細菌感染のほかにも、膀胱炎が広がったり、リンパ行性や血行性感染に併発したりすることがあります。

診断と検査

尿検査や採血で尿の汚れや炎症の度合いをチェックするほか、超音波で精嚢腺の形態を検査する場合もあります。

当クリニックの考え方・治療方法

抗生剤を内服することで症状が改善します。

処方される主な薬

クラビット、フロモックスなど

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このページの執筆した医師

桑満おさむ医師

このページの筆者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

患者さん1人ひとりのホームドクターになるという理念のもと、常に敷居が低くどなたでもお気軽に来院できるクリニックを目指しています。技術の向上はもちろんですがより新しい医療機器や治療方法・医学情報の提供につとめています。患者さんとの会話を大切にしています。

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