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修正手術への取り組み、鼻プロテーゼの問題点とは?

やめたほうがよいのに、まだ行われている鼻プロテーゼ手術。L型プロテーゼを使用しての隆鼻術の危険性を以前お伝えしましたが、いまだに危機感を持たないで治療を行っている美容外科医がいることに憤慨しながらブログをかいています。

鼻筋を通して鼻先を整える治療に対してL型プロテーゼは便利な治療法です、医師としても患者さん側にとっても。しかし、時間の経過に伴って皮膚の外に飛び出してしまうリスクが非常に高いのです。ほとんどがいつか飛び出すといっても過言ではありません。


鼻の手術の難しい!!

鼻の整形手術は外から見えない部分である鼻の穴の中に傷を作るために難易度が非常に高いものとされていす。また、毎日患者さんが鏡をのぞきこむときに真ん中に見えてしまう鼻ですので、微妙なニュアンスの違いを患者さんがもたれないようにするためには医師サイドも美的センスが必要となります。残念ながら医師に経験が浅い方がL型プロテーゼを使用する傾向があるため、トラブルが絶えないのです。

高度な技術が要求されるが故、手技の未熟さが目立つ

プロテーゼはただ鼻筋に入れ込めばいい訳ではありません。顔を洗ったりしたときにずれてしまわないように、鼻根部の骨膜の下にプロテーゼを入れ込んで固定するのが正しい手術法ですが・・・当院に駆け込んできた患者さんの多くにこの複雑で経験が必要とされる手技が行われていませんでした。左右に動いてしまうプロテーゼはそれだけで手術した医師の経験値を知ることができます。ずれたプロテーゼは鼻根の方向に移動しますので、鼻の孔は上の方に引っ張られる状(つまり「ブタ鼻」という表現を患者さんが使うのですが)になってしまいます。せっかく手術をしたのに手術前より酷くなったというのはこんなところに原因があるのです。

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時間の経過で必発事項

体に異物を埋め込むと体から異物を取り除こうとういう自然の働きがおき、シリコン自体は非常に異物反応が少ないものですが、プロテーゼを取り巻くように被膜が形成されます。この被膜が曲者で部分的にごつごつとした感触になったり、年数の経過によって石灰化が起きてきます。

時間の経過で不自然になる

数ミリ鼻を高くするために、数ミリのシリコン製のプロテーゼを入れたとします。若い間はそれで問題ありません。しかし、だれでも老化していきます。アンチエイジングクリニックなどでは皮膚が薄くなることで老化度を判定するくらいですので、時間がたつとプロテーゼを入れた部分の皮膚も数ミリ薄くなってきます。するとプロテーゼによって輪郭が強調されたり、不自然に大きな鼻に見えたりしてしまいます。さらに年を取るにつれ顔全体の皮膚にシワができ、弛みが生じてくると鼻の部分のみ出っ張ってみえたり、変に張りが強調され、自分の鼻じゃない感じがしてくるのです

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悪さをするのはL型だけではない

私たちはL型プロテーゼの使用の危険性を伝えてきましたが、I型プロテーゼでのトラブルも近年増加しています。簡単に鼻を高くしたい、でも危険は避けたいって方にはヒアルロン酸を使用した隆鼻術をお勧めします。永久に効果が持続するものではありませんが、危険性を考えたら、特に若い方はこちらを選択いただけことを願っています。

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当院で取り出したプロテーゼの一部です。未熟な治療法、知識の足りない医師に対し非常に憤りを感じます。

鼻プロテーゼのトラブルを自己組織移植で修正する手術は、口唇裂や小耳症などの先天奇形を治す形成外科の高度な技術が応用されています


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