目の下のたるみって自分で解消できるんだろうか?治療するならこんな方法がありますよ❗

目もと・目周り

切らずに下まぶたのたるみを治療する方法

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涙袋を作りたがる女性はいますが、目の下にたるみを作りたがる人はいません。年齢をとれば誰もが目の下のたるみが気になってきます。ほうれい線同様、避けることは難しい老化現象です。年齢とともに筋肉は衰えます。顔の表情筋も然り。とはいえ、やっぱりなんとかしたいものです。たるみを消す方法はないのとお悩みの方へオススメの治療方法を医師が解説します。

目の下のたるみの原因は?

男女ともに年齢とともに気になってくるのが「目の下のたるみ」です。重力によって肌全体が下方向へ引っ張られるためにどうしても、皮膚が薄い目の下はたるんできてしまいます。また老化によって肌自体のハリがなくなるために、目の下のたるみが目立つようになるんです。

安倍総理の目の下のたるみが気になる

http://from2ch.net/politics-economy/article-234.html

これは数年前の写真ですが、最近は特にお疲れの時に目の下のたるみが強く現れますね。あの小沢一郎氏よりは全然マシですけど(関連エントリー 政治家改造計画 小沢一郎先生、いらんお世話ですが)。

目の下のたるみは化粧で隠すことはできませんし、万が一隠せたとしたらそれはたるみではなく、血行が悪くなったために目の下にクマができているからです。男性の方は化粧はしないでしょうから、男女ともに見た目として悩ましい問題が「目の下のたるみ」と言えます。

目の下のたるみの原因は?

目の下のたるみは皮膚のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少が原因です。

早い話、老化です。こう言い切っていいと考えます。

目の下のたるみは目の周りの筋肉が弱まって、皮膚の下の脂肪を支えきれない状態も、症状の悪化に拍車をかけます。もともと目の下の皮膚は薄いので、たるみが目立ち易く、さらにシワにもなりやすい場所なのです。さらに眼球周辺の眼窩脂肪が年齢とともに増加する傾向があるために、ハリがなくなり弱くなった目の下の皮膚がその眼窩脂肪を支えきれなくなって、外に飛び出し、目の下が膨らみつつシワも目立つという結果になります。

目の下のたるみを自分で解消する方法

女性はもちろんのこと、男性でも1日一回は鏡を覗き込むと思います。そんな時に目の下のたるみは必ず視野に入ってくるはずです。気になる場合はまずはセルフケアというか、自宅でできる「目のたるみ解消法」的な記事を雑誌やネットで見受けますが、多分ほとんどの解消法は効果がでないと予想します。

例えば飲みすぎてうつ伏せでグッスリ寝た後は当然顔がむくみ、それも正面ほどむくみますから、目の下のたるみはいつも以上に目立つでしょうね。そんな場合はその日は飲みすぎないで、ゆっくりお風呂に入って、うつ伏せで寝なければ、翌日には解消しているはずです⋯もともと目の下がたるんでいない人は。

よく見かける目の下たるみ解消法として「ツボをおす」ってのがあります

けど、そもそもツボって何ですか??確か目の周辺に「救後」や「承泣」と呼ばれるツボがあり、そこを刺激すると、あら不思議、目の下のたるみが解消した❗なんてこと起きるワケがありません。多分、そのツボを押すかなにかの刺激を与えることによって血流が改善することはあり得ますが、それで治るなら二日酔いで目の下がむくんでいるのが解決するのと同じ効果なんじゃないでしょうか?

この目の下のツボ押しを1年くらい継続して、目の下のたるみ (むくみじゃありませんよ) が解消した方がいらっしゃったら,ご連絡いただけると幸いに存じます。

目の下のたるみを美容治療で治療する

美容治療としても目の下のたるみ問題(?)は重要案件であり、今までも様々な方法が試されてきました。まず、直接的な美容外科的治療が一番効果があるのですが、「よし、切っちゃおうっと」と思い切りのいい方って滅多にいないのです。

特に日本人は世界的に見て一番美容整形治療後のダウンタイム(通常の生活ができるようになるまでの時間)を気にすると、外国人医師に言われていますし、体にメスをいれるのは⋯的な儒教の教えを頑なに守っている人も多いためです(なぜかお隣の韓国はバリバリの儒教国なんですけど、美容整形がさかんなことは複雑な事情がありますが、その話題は今回はやめますね)。

当院も目の下のたるみの症状が重い人には当然「切開法」をお勧めしています

下まぶたを切って、あまった皮膚を切り取り、さらに年齢とともに増加した脂肪も除去する根本的な治療です。この治療法を慣れない医師が行うと「目が閉じれない」とか「下まぶたが下に引っ張られた状態」になったりして、悲惨なことになりますので医師選びは重要になってくるので注意が必要です。

顔:目の下のたるみ___五本木クリニック

「切るのはちょっとね〜」というのが一般的な反応

ですから、そんな場合は目の下の飛び出しの原因である脂肪自体を取り除くことは切らないと不可能ですから、結構厄介になってきます。当院の誇る脂肪除去マシーンライポソニックスもさすがに目の下に当てることはあまりにもリスキーですし、冷やして脂肪を除去するリポクライオも機械の大きさ的に無理なんです。となると「輪郭注射」に代表される脂肪を溶かす効果がある注射を目の下に、と考える方もいますが、目の周囲ということもあり「リスクとベネフィット」を考えた場合、いくらベテラン医師が治療したとしてもリスクを除外しきれません。

そこで目の下のたるみ治療に使用されるのがヒアルロン酸です

ヒアルロン酸が脂肪をなくすワケではなく、目の下のたるみによって出来たシワを治療しようという目的で使用されます。目の下の皮膚が比較てき厚くてチリメンジワ状でない、わりと深めのしっかりしたシワの場合はヒアルロン酸を注射することで、目の下のたるみを目立たなくすることは可能になっています(あくまで目立たなくするだけであり、目の下のたるみ自体が改善するわけではないことにご注意ください)。

皮膚が薄めでシワも細かいものが中心であり、皮膚のたるみも軽度である場合は「ペレヴェ」という高周波を使用した治療機器でリフトアップ効果や引き締め効果が期待できますので、「切るのは嫌だ」「なんかを注射するのは嫌だ」⋯でも目の下のたるみを改善・解消したい、という方には適している方法です。

このペレヴェは以前はラディエイジって名称だったんですけど、ペレヴェって名前が世界的には一般的なんで、今はペレヴェと呼んでいる医療機関が多いようです⋯って言っても採用している医療機関ってわりと少ないです。というのもこの治療は結構手間がかかるのとテクニカルの差が結果の差になってしまうために、経験値の少ない医療関係者が治療を行っても効果がでない、という大欠陥があるためと予想しています。でも、当院では目の下のたるみ対策としてはかなり人気の高い治療方法になっていますので、当然効果がでていると解釈しております。

目の下のたるみなんて放置してもいいかも??

もちろんシワは男の年輪である❗という考え方もできます。だからそんなもんはホットケ❗という発言を男性が彼女・奥さんにしてはいけません(最近はかなり女性を意識して書いています)。

目の下のたるみの原因が老化であり、化粧では隠せなし、サプリなんてさっぱり効果ないし、ツボをせっせと押してもウンともスンとも言わないし、とお悩みの方は一度美容治療を行っている医療機関を受診されることをお勧めします。

今はこんな感じの治療をおすすめしております。

桑満おさむ(医師)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ(医師)への相談窓口

0120-70-5929

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