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まぶたのたるみの原因とベストの解消方法とは

まぶたのたるみの原因とは

まぶたのたるみ

こちらの写真の患者さんはもともとパッチリとした二重でしたが、たるみによって奥二重になってた症例です。

まぶたのたるみは主に老化が原因です。ハリのある肌を維持するコラーゲンやエラスチンの生成量が年齢とともに減少します。これにより皮膚の弾力が失われまぶたは重力に負けて垂れ下がってきます。
アトピーや花粉症などでかゆくて目をこすることも原因となります。できる限り目をこすらないように気をつけることも大切です。

まぶたのたるみによって起こる問題

機能的な問題

まぶたのたるみは、まぶたの皮膚が重力で伸ばされ垂れ下がり、まつげの位置を超え、さらに垂れ下がり、瞳の前にかぶさると視野を遮ることになります。
程度が重い高齢者では標識や信号を見落として交通事故の原因になることもあります。

また無理にまぶたを開け続けた結果、前頭筋という筋肉が疲労して頭痛が生じたりします。

前頭筋

Wikipediaより引用 赤い部分が前頭筋

美容的な問題

  • 二重ではなくなる
    若い頃はくっきりとした二重だったのが、まぶたが垂れ下がってくると、次第に二重のラインが奥二重になり、ついには二重ではなくなります。そして最後は三角目になってしまいます。
  • 目の上が落ち窪んでくる
    眉を上げる動作をすることで目の上が落ちくぼんで見えて、老けて見えるようになってしまいます。
  • おでこにシワができる
    前頭筋をいつも縮めていることで、額に深い横皺ができてしまいます。
    ちなみにこのようなシワができた場合は、ボトックスで改善することはできません。ボトックスは筋肉を動かせなくする作用があるため、結果として目が開けられなくなってしまいます。
    ヒアルロン酸でシワを埋めるか、頭皮を帯状に剥がして引っ張るという手術になります。頭蓋骨が丸見えになる脳外科みたいな手術ですね。この場合は全身麻酔になりますし、入院も必要です。

まぶたのたるみの種類

まぶたのたるみには3種類があります。

1.機能的な問題がないまぶたのたるみ

単にまぶたの皮膚が伸びて垂れ下がっていて、見た目だけが問題になっている状態が美容医療の対象です。見た目だけの問題なので健康保険の適用にはなりません。

2.皮膚弛緩症(ヒフシカンショウ)

皮膚のたるみの程度が重く、視野が狭まったりいった症状を伴うような場合は皮膚弛緩症(ヒフシカンショウ)といいます。この場合は健康保険の適用になります。

多くの皮膚弛緩症では、次に説明する眼瞼下垂(ガンケンカスイ)を伴っていることが多いのです。

3.眼瞼下垂(ガンケンカスイ)

まぶたを引っ張り上げる筋肉が弱くなって、まぶたが充分に開きにくい状態になることです。

これはまぶたがたるんでいるわけではないのですが、患者さんは眼瞼下垂であっても「まぶたがたるんだ」といって来院される事が多いです。

眼瞼下垂になると視野が狭くなり、交通事故の原因となったり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
さらに、視野を広げようと、おでこの筋肉を使って目を開けようとすることにより、おでこの筋肉が絶えず緊張し、それが原因で頭痛、肩こりなどが起こることがよくあります。また、視野が妨げられると目を凝らして見るため、目の疲れも出てきます。

眼瞼下垂は病気として健康保険での治療対象となっています。眼瞼下垂の治療をおこなうとまぶたのたるみの解消につながります。

そのため、眼瞼下垂を伴うまぶたのたるみは健康保険で同時に治療することが可能です。

治療方法

まぶたのたるみを改善する治療方法としては手術しかありません。

頬のたるみなどにはHIFU(ハイフ)といった超音波治療や、糸で引っ張ったり、レーザーといった様々な切らない治療もあります。

しかし、まぶたのたるみには切らない治療方法はありません。

まぶたのたるみについても、HIFUやレーザーで可能と宣伝している美容クリニックもありますが、実際には充分な効果が見込めないので、手術しかないと断言します。

手術の方法は4つありますが、先程説明したまぶたの3種類のたるみのいずれにも適用することがあります。症状の程度やその他の条件を勘案してどの手術が適しているかを決定します。

1.埋没法

埋没法の糸を埋め込む箇所

埋没法の糸を埋め込む箇所

当クリニックで実施しているまぶたのたるみの治療はほとんどがこれです。来院される患者さんの多くは、二重がはっきりしなくなってしまった程度のたるみの方が多いです。この場合は埋没法を用いて治療をします。

眼瞼下垂について程度が軽い場合には、埋没法での治療が可能なことがありますが健康保険適用になるので、当クリニックでは実施していません。

埋没法はいわゆるプチ整形の代名詞とされる二重まぶたにする手術と同じです。

方法はまぶたの表から裏側に糸を通して、ギュッと引っ張ってから結んで固定するというものです。たるんでいる皮膚が糸とともに引っ張り込まれるのでたるみが解消します。

また副次的な効果ですが、目を開けたときにはパッチリとした二重まぶたになります。もちろん、控えめな二重にすることもできます。
縫う手術そのものは数分で終わり、人前に出られなくなる期間であるダウンタイムはほぼありません。

神経を使うポイントとしては、目の手術は左右差の問題があります。ほんのちょっとした0.1mmぐらいのズレで印象が変わってしまいます。
人間の顔や体はもともと完全に左右対称ではありません。
そのもともと左右対称ではないところを、うまくバランスをとって左右対称にするというデザインをほどこす必要があります。

2.眉下切開

眉下切開

たるみの程度が重く埋没法での改善が難しい場合や、皮膚弛緩症の治療の際に用いる方法です。

手術の方法としてはまず、何ミリで余っているかを正確に測りデザインを行います。

その眉毛の下の皮膚を紡錘形に切って引っ張り上げるというものです。
傷跡をいかにきれいに処理をするかが腕の見せどころとなります。縫い目が眉毛の下の生え際に隠れるように縫うと、傷口を目ただなくすることができます。

傷口をきれいに仕上げるためには技術がとても重要です。

一本一本の眉毛の角度に合わせて切る必要があります。そのためには毛の流れをよく見なければなりません。内側と外側によって角度が違う眉毛の生え方をよく見て、眉毛の毛根が生えている斜めの角度に合わせて切ります。もし、毛根の角度と違う角度で切ってしまうと、毛根が破壊されて、その眉毛は生えなくなってしまいます。そうすると、傷が眉毛で隠れず目立ってしまうわけです。

ダウンタイムはかなり長めです。

抜糸まで1週間かかりますので、その間は人の前に出たりすることを避ける必要があります。

注意点としては、眉毛と目が近い人だと、目が完全に閉じることができなくなる可能性があるので、眉毛リフトを行います。

3.眉毛リフト(眉毛を上げるリフト)

眉毛リフト(眉毛を上げるリフト)

眉毛の上の生え際を紡錘形に切開して眉毛に隠れるように、眉毛から引っ張り上げる手術です。眉下切開と同じような感じですが切り取る場所が違うのですね。

眉毛がまったくなく、アートメイクといった眉毛の模様をタトゥーのように入れている場合はアートメイクで隠します。また、眉毛が少ない場合は、患者さんがやっている好みのメイクでできるふちに沿ってデザインするようにします。
できる限り隠れるように縫う配慮がされると思いますが、大なり小なり縫い目の傷は残るものだとお考えください。

4.二重のところで余っている皮膚を切り取る手術

二重のところで余っている皮膚を切り取る手術

眼瞼下垂がある場合は、筋肉も短くしないとなりません。眼瞼下垂になっているときはまぶたを引き上げる筋肉である眼瞼挙筋が弱って伸びてしまった状態になっています。
この筋肉を短縮する操作も合わせて実施する必要があります。
この手術は保険適用であり、当クリニックでは実施していません。

手術後、傷が青くなったりといったダウンタイムが2~3週間と非常に長いです。また、半年ぐらいは不自然な感じの目になります。芸能人の方でいうと、和田アキ子さんとか宮根誠司さんとか話題になっていました。

というのも、まぶたの皮膚は目に近いほうが薄く、眉毛の方が厚くなっています。

厚い皮膚を折りたたむようになるので、ラインが綺麗に馴染むまでの間は段差ができて多少不自然に見えてしまうことは避けられません。

皮膚弛緩症や眼瞼下垂を伴っている場合の当クリニックでの対応

まぶたのたるみで二重のラインが狭くなったという理由で来院される患者さんは、ほとんど眼瞼下垂は伴っていません。
しかし、重度のたるみで、なんらかの症状が出ている人、つまり皮膚弛緩症の多くは大なり小なり眼瞼下垂を伴っています。

当クリニックの美容部では保険診療を行っていませんので、このような場合は形成外科を紹介しています。

ちなみに当クリニックの美容部では診察料金をいただいておりませんが、紹介状を書く場合は5千円頂戴しています。
「眼瞼下垂だから、形成外科で手術が必要だ。と五本木クリニックで言われました。」と形成外科で話していただいても結構です。その場合は紹介状も必要ないので当院での費用はかかりません。

患者さんからいただいた質問についてお答えします

Q.アイプチ・マツエクなどがまぶたのたるみの原因になりますか?
A.毎日やっていると悪影響が出やすくなると考えられます。マツエクやアイプチの薬剤やテープによってかぶれることで、悪化の原因になりえます。

Q.マッサージは効果がありますか?
A.逆効果になります。できる限り刺激しないほうがいいのです。アトピーや花粉症の患者さんにはたるみの程度が重い方が多いのです。かゆみによって顔をかいたりこすったりすることでたるみが促進してしまいます。

Q.たるみの手術をすると、歳をとってから目の形が不自然になることはありませんか?
A.ありませんのでご安心ください。圧倒的に多いのが埋没法ですが、埋没法で二重の幅を広げた場合、老化によってまた狭くなってきますが、手術をしない場合に比べるとかなりマシです。

Q.たるみを取る手術にはリスクはないのでしょうか?
A.余った皮膚を切り取る手術にはリスクがあります。切り取りすぎるとまぶたを完全に閉じることができなくなってしまいます。これによって目が乾燥して視力障害を起こすことがあります。このような場合は、体の他の部分から皮膚をとってきて移植したりする必要があります。その場合、大変な手術になりますし、違う場所の皮膚を移植するためその部分だけ皮膚の色が違ってしまったりといった、美観の問題も発生してしまいます。

Q.たるみをとる際にパッチリ二重にすると見た目がかなり変わってしまうので、もっと控えめにすることはできますか?
A.もちろん可能です。パッチリ二重だけではなく控えめにもできます。希望に沿ってデザインをするのでご相談ください。

Q.頬のたるみの記事を以前読んだのですが、体に吸収される溶ける糸を使ったリフトアップについて書いていました。体に吸収される素材だから安心とのことですが、埋没法で使う糸もいずれ溶けて、再手術が必要になるのでしょうか?
A.埋没法で使う糸は溶けないナイロン糸を使います。吸収はされませんが、後から抜くこともできますし、髪の毛よりも細い糸で、糸の長さも1センチほどなので異物反応を起こすことはまずありません。

Q.眼瞼下垂がある場合は、形成外科や眼科で保険適用で治療できるとのことですが、その場合、美観に配慮してくれるのでしょうか?少しでもずれると、かなり目立ってしまうということで心配で、それなら美容外科に行ったほうが安心なのかとも思ったのですが。
A.もともと美容外科という診療科は形成外科から派生したものです。形成外科医は外見をきれいに整えるプロですから、当然美観には最大限の配慮を払いますし、技術もありますので心配はないでしょう。

Q.形成外科や眼科で治療してもらった場合に、ついでに二重まぶたにしてもらえたりするのでしょうか?
A.二重のライン上を切って上眼瞼挙筋を操作する眼瞼下垂手術は、結果的に二重になりますが、二重の幅はある程度調整可能です。

費用(税込み)

埋没法

1箇所について38,000円です。症状が軽い場合は片目につき2箇所留めれば大丈夫で、両目だと4箇所になります。その場合は152,000円です。

症状が重い場合は、片側4箇所止めることもあるので、その場合は304,000円となります。

眉下切開

両目で550,000円です。

最後に

眼瞼下垂を伴っているかどうか自分ではわからずに困るような場合でも、是非当クリニックにお越しください。
もし、保険診療の対象になる場合には、信頼できる形成外科を紹介いたします。その場合は診察料もいただいておりませんので、迷ったらご連絡いただけたらと思います。