
脂肪溶解注射についてよくある質問
脂肪溶解注射とは
脂肪溶解注射は、脂肪を分解・排出させる作用のある薬剤を、注射を用いて直接皮下脂肪層に注入する治療法です。
- Q1
- 何回の治療が必要ですか?
- A1
- 程度の軽い方は1回の治療で満足される方もいますが、通常は6回以上継続して行うことをおすすめしています。
- Q2
- 大豆アレルギーがありますが治療可能ですか?
- A2
- メソラインスリムとミケランジェロは薬剤に大豆成分が含まれていますので、大豆アレルギーのある方は治療できません。大豆成分の含まれていない輪郭注射をおすすめします。
- Q3
- 1回の治療でできる範囲は最大でどのくらいの範囲ですか?
- A3
- 脂肪溶解注射は、はがきサイズ1枚分の広さを基本単位としています。最大ではがき6枚分まで、1回の治療で行うことが可能です。
- Q4
- 妊娠中や授乳中でも治療可能ですか?
- A4
- 妊娠中や授乳中は、赤ちゃんに影響が出ることがあるため治療は行えません。
- Q5
- 副作用はありますか?
- A5
- 何箇所も針で刺して注射しますので、時々内出血(青あざ)が生じることがあります。また、まれに赤く腫れたり、かゆみや筋肉痛のような痛みが出たりすることがありますが、いずれも通常1~2週間で自然に治まります。
- Q6
- リバウンドはありますか?
- A6
- 脂肪溶解注射により脂肪細胞の数は減少しますが、暴飲暴食を繰り返しますと脂肪細胞が大きくなり再び太ってしまうことがあるので、健康的な食生活を心がけてください。
- Q7
- 注射後、日常生活上の制限はありますか?
- A7
- 洗顔、メイク、シャワー、運動、飲酒など、治療直後から通常通りの生活ができます。
- Q8
- セルライトにも効果がありますか?
- A8
- セルライトの主な原因は脂肪の過剰な蓄積です。脂肪溶解注射で不要な脂肪を取り除くことにより、セルライトも改善します。
- Q9
- 体重も減りますか?
- A9
- 脂肪溶解注射は、あくまでも部分やせの治療です。部分的に脂肪が減っても、本来脂肪はとても軽いものなので体重はほとんど変わりません。
- Q10
- 注射後に腫れや痛みなどはありますか?
- A10
- メソラインスリムは、デオキシコール酸という成分により、注入部位に炎症反応が起こり、赤み・痛み・腫れ・かゆみなどの症状が強く出ることが時々あります。ミケランジェロにはデオキシコール酸が含まれていますが、カルニチンやカフェイン、リポ酸など炎症を抑える薬剤を加えているので、注入後に強い炎症症状が起きることはまれです。輪郭注射は、デオキシコール酸に代わって植物由来成分のサポニンが脂肪細胞を溶解します。このサポニンは炎症反応を引き起こしにくいため、以上のような強い炎症症状が起こることはまれです。
- Q11
- 脂肪溶解注射は痛いですか?
- A11
- アイスパックでよく冷却しながら注射しますので、痛みは軽度です。麻酔の必要はありません。
- Q12
- 脂肪溶解注射で脂肪が減るとかえって皮膚がたるむことはありませんか?
- A12
- それぞれの薬剤で脂肪を溶解した後に、傷を治そうとする自然の修復反応が起こります。このときに局所のコラーゲン増生が生じ、組織を引き締める働きがあるので、皮膚がたるむことを予防できます。