最新の泌尿器腹腔鏡手術ガイドラインを公開されました

手術はできるだけ侵襲性が低いものが選択されるようになりました。泌尿器科の手術である経尿道的前立腺切除術(TUR、transurethral resection)は数十年前からおこなわれていました。

できるだけ侵襲性が低い手術が選択される泌尿器科

当院でも内視鏡を使って前立腺肥大症の治療や治りにくい過活動膀胱に対して以下のような日帰り手術による治療を行なっています。

・尿道ステント前立腺部尿道拡張術

・ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

泌尿器科の手術はもちろんお腹を切る手術もいまでも多く行われていますが、泌尿器といえば内視鏡手術と言われるぐらい侵襲性の低い手術が数十年前からおこなわれていたのです。

安全に治療を行うためにはガイドラインに従うことが肝要です。そこで新しい知見によってガイドラインは数年に一度改定されるようになっています。

高度な内視鏡手術に関して今回はダヴィンチと呼ばれている「ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術」に対する詳細な検証や「副腎腫瘍に対して腹腔鏡手術は推奨できるか? 」といった非常に高度な手術に対する有用性・安全性を含めたガイドラインが公開されたのです。

どんどん進化する泌尿器科の手術、将来はどのような画期的なものが登場するのかワクワクしますね。

参考:一般社団法人「日本泌尿器内視鏡学会」泌尿器腹腔鏡手術ガイドライン2020年版



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ドクター桑満

桑満 おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。