にきびをなぜ保険外治療で行うのか

2015年4月から過酸化ベンゾイルが保険治療で使用できるようになり、さらにアダパレンも使用できるため、通常のニキビの治療は保険診療で多くがカバーできることになりました。

一般の皮膚科でも今回のベピオゲルが保険診療に収載されたことで、簡単なニキビは治療が可能になるでしょう。

しかし、いくら世界基準の治療ができても、治らないニキビは当然あります。
ニキビ治療に対してディフェイリンを使いつつ、レーザーを使用するケースもあります。こうした保険外の治療方法をプラスする場合、日本では混合診療と判断され、一連のニキビ治療自体全部を保険外治療(自己負担)としなければならないルールがあります。

当院は以前からニキビ治療に対して力を入れており、その評判を聞いて遠方からも患者さんが来院していただき、この保険外治療を受けてもらっています。

そこで当院は
2015年4月からニキビ治療に関しては全て保険外治療で行いたいと考えています

複数のレーザーやケミカルピーリングなどを駆使して、
 ・保険診療では完治がとうてい無理なもの
 ・保険治療だけではどうしても治療期間が長くなるもの
 ・塗り薬・飲み薬だけでは対応しきれない難治性のニキビ
の治療に専念したいのです。

ディフェリンゲル登場以前の日本のニキビ治療は硫黄カンフルローションを使用するなど、明治時代以降ほとんど進化していませんでした。

今回のニキビの特効薬の登場で(けっして世界的には新薬とは言い難いものですけど)、スタンダードな治療法が確立されることにより、にきび治療の多くは保険診療で可能となるはずです。

それでもどうしてもニキビが治らない、という方は当院へご相談ください。

ニキビ治療に対して、保険診療という枠に捉われずに世界標準より一歩先の治療方法をご提案いたします。

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