MRI検査とは
体内の様子を画像化する検査です。
強い磁場の中では、体内にある水素原子核がごく弱い電波を発信します。その性質と、水素原子核がある特定の方向を向く磁気共鳴という現象を利用して、水素原子核から放出される電波をコンピュータで解析することで体内画像が映し出されます。CT検査のようにX線に被曝することなく、あらゆる角度からの断層画像が得られるのが特徴です。
検査で分かる病気
- 尿崩症
- 尿道外傷
- 急性腎障害(AKI)
- 陰茎がん
など
検査方法
MRI装置の寝台にあおむけに寝て、ドーナツ状の装置(ガントリー)の中に入り撮影をします。検査時間は20〜30分です。
通常、検査前の食事制限はありませんが、造影剤を用いる場合は検査の4〜6時間前は絶食します。
MRIは磁力を発生するので、心臓ペースメーカーを植え込んでいる人、人工関節や義歯などの金属が体内にある人などはMRI検査を受けることができません。
検査項目
- 泌尿器の病気
腎臓や膀胱、尿管の形状、がんや結石などの撮影 - 肝臓の病気
肝臓の腫瘍性病変などの撮影
当クリニックの考え方
大病院などでは機械の設備があっても長時間お待たせしてしまうことが多いので、当院が提携している検査専門の機関へご紹介いたします。
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