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厚労省の大英断!ED治療薬が保険適用か?

中年以降のオジサンに吉報です

以前から噂されていたED治療薬として使用されていた「シアリス」という薬が、なんと来年あたりから健康保険の対象となる可能性が高まってきています。

EDを治すために保険適用されるわけではないことに注意

EDとは「勃起不全症」の意味であり、以前はインポテンツなんて言い方もしていた症状です。中高年以上の男性の活動を妨げる原因とされる一方で、近年話題になっている「男性更年期障害」LOH症候群とも言いますが、これの一症状としてもEDはスポットを浴びています。今回健康保険の対象になるのは「シアリス」という薬です。このシアリスは日本では2007年9月にED治療薬として処方されることが認可されました。レビトラに続いてED治療薬として3番目の認可になります。今回はこの薬が前立腺肥大症に効果があることが分かったために、近いうちに保険適用薬になるでしょう、というお話です。EDを治すために保険適用されるわけではありませんので、そのあたりくれぐれもご注意してお読みください。

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副作用から発見されたED改善薬

ED改善薬として有名なバイ●グラは元々心臓血管系への効果を求めて開発された薬です。

治験とよばれる製品化される前の段階で患者さんの協力によってデータを取っていましたが、心血管系への効果は期待されていたほどの結果が得られませんでした。開発中止を決定していざ治験薬を協力者から回収する段階に、患者さんがなかなか薬を返してくれませんでした。そこでよくよく話を聞くとEDが回復していたのです。

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つまり製薬会社側はEDに対する効果なんて考えてもいませんでしたが、副作用または随伴症状によって得られる効果がこの薬のメインの適応症となったのです。薬の開発にはこんな秘話が結構ありますので、なかなか面白いです。

シアリスは既に別の名前で保険適応になっています

アドシルカという薬があります。適応症は肺動脈性高血圧症です。この成分はPDE5阻害剤、一般名をタダラフィルです。シアリスの一般名もタダラフィルです。つまり成分は同じなのですが、商品名が違うと不思議なことが起きています。アドシルカは肺動脈性高血圧と呼ばれる一般の高血圧症とは違った原因でおこる病気に対しすでに2009年12月に保険適用薬として使用されています。ED治療薬が心血管系の薬として開発された経緯を考えればなるほどと頷ける流れではあります。でもEDに対してシアリスと全く同じであるアドシルカを使用するのは禁じられていますので、ご注意ください。

シアリスは中高年のオジサンを悩ませる前立腺肥大症に効果あり

前立腺肥大症は中高年の男性に多く見られる病気です。夜おしっこに起きてしまう、日中も何回もトイレに行ってしまう、スッキリ出ない等などの症状を引き起こします。

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これらの排尿障害にPDE5阻害剤ダタラフィル、つまりシアリスは効果があるのです。実は海外ではすでにPDE5阻害剤系統の薬は前立腺肥大症に対しての効果が認められ販売されています。EDの薬として非常に安全であることが知られているシアリスですが、次の段階で肺動脈性高血圧という難しい病気の効果を発揮し、2013年2月25日に「前立腺肥大症に伴う排尿障害」の適応薬としての承認申請を行いました。

シアリスは保険適応外の自由診療の薬、アドシルカは保険適応であり薬価は一錠1720.8円、すると前立腺肥大の薬として処方される場合はどれくらいの薬価になるのか気になるところです。

※注意

EDの治療として保険適応は不正行為です。前立腺肥大の治療薬と処方され、結果的にEDに効果がでる、とお考えください。※2014年1月に「前立腺肥大症による排尿障害」を適応として販売名「ザルティア」として厚労省に承認受けました。2014年4月よりザルティア錠[2.5mg][5mg]の2種類の販売が開始されています。PDE5阻害作用を利用した日本初の前立腺肥大症による排尿障害改善薬です。