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院長ブログ

ゼロカロリーでも太るし、カロリーオフは体にも良くないっていう話は本当か?!

カロリーゼロ、ノンカロリー、カロリーフリーは何が違うのか?

カロリーがゼロであると言うことは、それを飲んだり食べたりしても太らないということになりダイエット時についつい手を出したくなる飲み物・食べ物だと思われます。ゼロというんですから、ゼロ出なければいけないのにもしカロリーがあったとしたら怒りますよね、普通。

じゃ、怒りましょう!日本で決められた基準ですと飲み物の場合、100ml中5kcal未満であれば「ゼロカロリー」と表示することができるのです。

www_caa_go_jp_foods_pdf_syokuhin1098_pdf
栄養表示基準 平成25年9月27日 消費者庁告示第8号 より

つまり、1500mlのゼロカロリー飲料には75kcal未満のカロリーがあるということになりますね。カロリーが低いことを表現する言葉として幾つかありますので、それの本当の意味は

・カロリーゼロ、ノンカロリーは100ml当たり5kcal未満のカロリーを含む
・カロリーオフは100ml当たり20kcal未満のカロリーを含む
・低カロリー、ローカロリーは100ml当たり40kcal未満のカロリーを含む

ということになっています。つまりどんな表現であっても数学的なゼロでは無くても表示としてはそれらしいムードを醸し出すことが可能になっています。

ちなみに「カロリー控えめ」とか「カロリーカット」の表示に対しての規制はありません。

カロリーが無い飲み物は逆に太りやすく体に悪い説がある

ダイエット中は脂肪を燃焼し易くするためという名目で多量の水分を摂ることを薦められます。実際に体の脂肪が燃焼する為には水分補給は必要ですが、その水分補給のために「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」という表示の飲み物を選択しても、ゼロではない!ということはこれでハッキリしました。

一方でカロリーゼロの飲み物は体にわるいという話

も出回っています。その大きな理由はカロリーが低いものを使用して甘みをつける甘味料に問題があるということが根拠となっています。つまり人工甘味料と呼ばれる物質が体に悪いんじゃないの、という話です。

Study__Aspartame__saccharin_cause_greater_weight_gain_than_sugar
http://www.digitaljournal.com/より

カロリーオフやゼロカロリーと表示するための人工甘味料であるアスパルテームやサッカリンの方が砂糖より太りやすい、なんて話も出回っています。これ実は間違いっぽいです、なぜならこの論文は一度投稿されたようですが、National Center for Biotechnology Informationという世界中の論文が集められているデータベースに一度は登録されましたが現時点では「ERROR」と表示されますので。

人工甘味料は体に悪いか?

人工甘味料は正確には合成甘味料と呼び、自然な食べ物には含まれていない化学的に合成されたもので甘み自体は砂糖の数百倍ありますので、カロリーがあったとしてもダイエットの妨げにはなりません。

しかし、世の中には人工とか合成とか化学という言葉に過剰な反応を示す人も多く見受けられますので、これらの一派にとっては叩かずにはいられない対象になっています。

私たちと同年代の昭和の香りをプンプン振りまくオッサン達にとって懐かしい

人工甘味料は「チクロ」ですよね〜!

駄菓子屋さんのお菓子には間違いなく使用されていましたが、1960年代後半に発がん性があるんじゃないとFDAが言い出したために、日本も右に習えで禁止されてしまいました。

同じようにサッカリンも膀胱ガンになるという実験結果が出たために使用禁止となりました。でも、今では両者は言い出しっぺの米国ではしっかりと反論の研究結果がでたため広く使用されています。サッカリンはSweet’N Low などの名前で日本でも発売されていますし、ダイエットコーラとかダイエット飲料の甘みはほとんどこのサッカリンが使用されています。懐かしのオッサン達愛用甘味料チクロですが、これはなぜか日本では今でも使用することは禁じられています。

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見た目はまんま違法薬物っぽい「チクロ」です。

海草だって実はゼロカロリーはありませんよ

実はカロリーがゼロ、ノンカロリーと言われていた海藻類も実はカロリーがあるんです。野菜は低カロリーであり、特に葉もの野菜はダイエットに非常に有効とされていますが、なぜヤギは羊が葉っぱを食べてもエネルギーになるでしょうか?

草食動物は人間はエネルギーとして消化吸収できない食物繊維をしっかりと分解吸収して栄養として取り込むことができるんです。

海草類も今まま当たり前のように人間はエネルギーとして消化吸収できないとされていたので、ダイエット関連の料理本には必ず登場する食材です。悲しいことに日本人は海草も消化吸収してエネルギーとして利用出来る体の仕組みを持っている人が多いということがわかっています。

日本人では13人中5人がこうした腸内細菌を持っていたが、北米の18人で持っている人はいなかった。日本人は古くからノリなどをよく食べており、腸内細菌は、ノリなどと一緒に口に入った微生物から紅藻類を分解する遺伝子を取り込んだらしい。
東京大学の服部正平教授(情報生命科学)は「腸内細菌は健康や病気に影響を与えている。解析が進めばコンニャクを分解する腸内細菌なども見つかり、食品の機能評価も変わるかもしれない」と話している。

2010年4月8日 読売新聞 オンライン版より

まとめ

カロリーゼロの飲み物が特に健康に悪いわけないですが、数学的な0ではないと言うことと、カロリーゼロと思っていたものが実はカロリーがあったということです。