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泌尿器科

萎縮膀胱

萎縮膀胱とは

膀胱の弾力性と拡張性が失われてしまうことで、膀胱が全体的に萎縮して、ためられる尿量が極端に減少した状態をいいます。

症状

膀胱は、粘膜と平滑筋(内臓や血管の壁を形成する筋肉)からできた弾力性に富む臓器です。膀胱壁の厚さは1cm前後ありますが、尿がたまってくると、平滑筋が伸びて膀胱壁が3mmくらいまで薄くなります。

膀胱の容量は最大で約500〜600mlありますが、250〜300mlくらい尿がたまると尿意をもよおします。萎縮膀胱の状態になると極端に膀胱の容量が少なくなり、少し尿がたまっただけでも尿意をもよおし、1日に何回もトイレに行く頻尿になります。

原因

最も多い原因が結核性膀胱炎です。結核性膀胱炎や間質性膀胱炎の治療のための放射線照射、胃・十二指腸潰瘍やいぼなどの除去のために組織を破壊・壊死(えし)させる薬物である腐食薬による膀胱炎などで起きます。

また、ごくまれに、膀胱腫瘍の治療法の1つであるBCG療法の副作用として萎縮膀胱を起こしたとの報告もあります。

処方される主な薬

薬での治療はできないと考えられています。