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巨大膀胱症

巨大膀胱症とは

膀胱の出口には、自分の意思とは関係なく収縮する内尿道括約筋と、自分の意思でコントロールできる外尿道括約筋があり、そこで排尿のコントロールをしています。

巨大膀胱症は、この出口部分に明らかな閉塞がないのに膀胱が拡張したり、膀胱壁が薄くなったりする状態をいい、多くの場合、両側逆流性巨大尿管症を伴います。女児に起きる先天性の膀胱異常の1つですが、不明な点が多い病気です。

「巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症」という先天性の病気もあります。生命に関わる重篤な疾患であり、難病に指定され医療費補助の対象となっています。

詳しくは難病情報センターのサイトへ

症状

排尿中、頻尿、残尿感、血尿、尿の濁り、発熱、腰や背中の痛み、吐き気、嘔吐(おうと)、食欲不振といった尿路感染症に関連する症状が現れます。また、膀胱尿管逆流症がよく見られます。

原因

胎内で膀胱が形成される際に、過度の尿の貯留が続いたためと考えることが一般的です。

原因としては、下部尿路(膀胱の出口から排尿口まで)通過障害、腸閉塞(巨大膀胱-小結腸、腸管蠕動運動低下症候群)などの合併症が知られています。腸閉塞では、筋肉の神経障害の一部である可能性が高いです。

処方される主な薬

薬での治療は困難です。

記事の更新日時

泌尿器科医

桑満おさむ医師

このページの著者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

詳しいプロフィール

       

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