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気になる足の臭い、悪臭を消す簡単な方法を発見しました!これは人類を救うかも??

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誰もが気になる足のニオイ。自分だけでなく人の足の嫌なニオイは誰も嗅ぎたくはないはずです。

消臭のためのグッズや商品はたくさん販売されています。これだけたくさんあるわけですから、逆に考えれば決定的なものはないのかもしれません。

そこで、私・桑満おさむ(医師)が、足の悪臭を消す簡単な方法を発見しましたのでお伝えしますね。これは人類を救うかも??

気になる足のにおい、これは男性より女性の方が敏感です

足の臭いが気になる人は多数だと思います。女性はこれから寒くなりブーツを履く季節になるので、それなりに気に鳴っているのではないでしょうか。実は足の不快な匂いって女性の方が敏感に反応することが知られています。

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http://m-age.jp/smell/research/original/03.html

そこで女性心理を理解していないとの評判の私が、少しでも女性の好感度を高めるために

医学論文をもとにエビデンスある、足の匂い対策をここで発表しまーす❗

私事ですが、子供が靴を履き出した時期に、我が子ながらこの世のものとは思えない悪臭を愛児の足の裏から嗅ぎ取って以来、足の匂い研究家として半径10メートル以内では知らないモノがいないほど有名です(n=3 笑)。当時は家人に足の臭いって遺伝するの?と聞かれてかなり心を痛めた私です。

足の臭い対策を行う上で必要なことはその原因を知ること

足の臭いに関してこんな医学論文があります。足の悪臭の原因はこの論文(2014 Clinical Dermatology 2014の「足の悪臭の原因は?」をもとに、確実に足の匂い問題を解決策になると信じて話を進めていきますね。

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どうでもいい話ですけど、この論文、1200円でゲット❗海外文献よりはかなりお安いです。素人ライターさんや怪しげな健康情報サイトだと「医師監修」とか「医学論文付き」とか「医師執筆」なんてタイトルを入れるんでしょうけど

医師である私が論文を付けて書いたこのブログの信頼度はかなり高いはずだけどなあ⋯

どうでしょうか、みなさま。

これだけ多くの人が足のニオイを気にしています

足の臭い、これを自覚している方も多いでしょうけど、他人様に顔をしかめられた経験を持っている人も多いんじゃないかなあ⋯。

足の悪臭の原因として医学的に特定されている物質が「イソ吉草酸」です

雑菌・汗・角質・靴・靴下・爪垢・ストレスが足の嫌なニオイの原因であると健康関連記事には書かれているようですが、素人ライターの拾い集め情報レベルを超えてはいませんね(いかん、いかん、上から目線はご法度だった)。

私は医師免許をもった自他ともに認める足の裏のニオイ専門家です(笑)。私はエビデンス至上主義者ではありまが、少しでもプロっぽく装うためにはとにかくデータの提示とそれを裏付ける論文、それも一次ソースを添える必要があります。

まず、足のにおいの原因はこれ❗

私が参考とさせて頂いた前述の医学論文によれば、足の悪臭の原因はこれらです。

足のにおいを発生する基礎疾患

  • 多汗
  • 水虫
  • 点状角質融解症

足のにおいの原因

  • Corynebacterium属の細菌
  • この細菌類と角質分解産物から作られるイソ吉草酸

つまり、足のにおいはこのような過程で発生すると考えられます。

足が汚染されている→細菌類が増殖→ロイシン・イソロイシンからイソ吉草酸の増加→足から悪臭が漂う

この流れのどこかを遮断することによって、男女ともに気になる足の臭いから解放される可能性が出てきます。そこで私が愛用しているのがこれ❗

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手放せないので「手ピカジェル(健栄製薬)」を定期的にアマゾンで購入しています。持ち歩ける小さいタイプもあります。旅先ではこれを使用しています。これで手指をキレイにすれば風邪やインフルエンザ等の感染症も防ぐことが期待できるので、一石二鳥❗

手ピカジェルをお風呂上りに足の裏及び足の指の間、そして爪周辺に塗り込みます。重度の足の臭いに悩まされている方は、朝に靴下を履く前にもう一回塗布します。

この方法によって「パパの足、臭い❗」という暴言を吐かれることが無くなりました(n=3) 。

手ピカジェルで足の臭いとオサラバ作戦の問題点

私の治験が正しいものであるかを科学的に検証するには、私の足からCorynebacterium属の細菌が消え去っていること、そしてイソ吉草酸が認められないことが必須事項です。この件に関しては、第三者の検証が求められます、なんせn=1ですから(笑)。

さらにこの足の臭いの原因のCorynebacterium属の細菌の培養検査は難易度が高いことが知られています。「医学細菌学上重要なCorynebacterium属菌の検査法」という論文によれば、あの亀田総合病院でさえ十分満足な結果にはなっていないとのこと(日本臨床微生物学会http://www.jscm.org/journal/full/02203/022030207.pdfより)。いっかいの町医者が手を出せる案件じゃないことをご理解くださいませ。

足の悪臭に効果があったとしても、副作用による健康被害があっては大変です

この「手ピカジェル」の製造販売元である健栄製薬のサイトによればこの製品は指定医薬部外品のカテゴリーに入っています。

指定医薬部外品はもともと医薬品として販売されていたものが、旧薬事法の改正の際に規制緩和がおこなわれ医薬部外品として販売されたものです。ってことはもともとは医薬品として使用されていたワケで⋯手ピカジェルの有効成分であるエタノールの副作用を調べれば、安全に足の臭いとおさらばできることになりますね。

消毒用のエタノールに関しては中毒症状として中枢神経系の抑制作用によって呼吸不全があり、下手すりゃ死にます(http://www.maruishi-pharm.co.jp/med2/common/images/care/pdf/05.pdf等より)。国民生活センターの情報を参考にするとエタノールを含むトイレの清掃グッズや白髪染めの報告はありますが、重篤といえるような副作用は見つけられませんでした。

もちろん手ピカジェルをがぶがぶ飲んでしまったら、重篤な副作用が起こりうるでしょうけど⋯くれぐれも小さなお子様の手の届かない場所に手ピカジェルを設置してくださいね。

これは大発見、足の裏のニオイ問題が解決すると多くの人類を救えるかも?

この研究をご存知でしょうか?足の臭いがきつい人は蚊に刺されやすい。有名な研究として「蚊が何故人間の血を吸いたくなるのかを、ヒトスジシマカの雌の交尾数で検証する」(筑波大学 「科学の芽」賞 応募作品)があります。これを発表した田上大喜さんは当時高校二年生で今はコロンビア大学に留学中のようです。世界中で一番人間を死に至らせている生き物は「蚊」との説もあります(https://vdata.nikkei.com/datadiscovery/22infection/)。

足の臭いを無くす→蚊に刺されなくなる→蚊が原因の感染症予防が可能となる→人類の健康問題に世界的に貢献できる

こんな流れも無いわけじゃないですよね。

私の研究結果(?)は科学です。哲学者のカール・ポパーが言うところの科学と非科学を見分けるための反証可能ですし、再現性もありますし、もちろん追試も可能です。私の大発見が多くの研究者によってさらなる裏付けができたら、人類の健康に大きな貢献ができると自負しております(鼻息バフバフ状態)。誰か検証してくれないかなあ⋯。

ここ最近、どうもブログがニセ医学やへんてこな医療を批判するものが増え、心がすさんで殺伐としてきました。今回は私のそもそものノリをご理解いただくためにこのような感じのブログを書いたワケですm (__) m。

入手困難な状況下で、蚊に刺されない方法としてアルコール消毒を紹介する健康情報サイト。

入手困難な状況下で、蚊に刺されない方法としてアルコール消毒を紹介する健康情報サイト。

蚊はジカ熱やマラリアやデング熱や日本脳炎を媒介し生き物の中で最も人類の命を奪っています。2020年は新型コロナウイルスが世界中で拡散し、マスクや消毒用アルコール不足が大問題になりました。そんなアルコール不足の中、蚊に刺されない方法としてアルコール消毒を伝えている記事がありました。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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