【ニセ医学】誕生学と胎内記憶、そして環境アンバサダーのよろしくない深い関係

民間資格のカウンセラーを環境省は環境アドバイザーなる役職に任命してしまうとトンデモ系ニセ医学に国家がお墨付きを与えたようになってしまう危険性。

日本国政府が非科学的ニセ医学を公認してしまう危機的状況

自由に言論活動ができることは絶対に守られるべきだと考えます。しかし、科学的にあり得ない、そして命に関わるトンデモ系ニセ医学を国家公認してしまうことは暗黒時代を迎えてしまうリスキーなことだと考えられます。

「誕生学」というよくわからん学問とは言えない非科学的・非医学的主義主張を行っている方が、さらにニセ医学である胎内記憶を科学的に証明できることが現実化してきたとのたまっています。

そのようなわけわからんちんな方が環境省の環境アドバイザーになっていることは、日本国がニセ医学に席巻され科学立国なんてあり得ない状況を招く危機感を抱いてしまいます。

ここで話題にする大葉ナナコ氏は公的な役職を歴任しているため、公人と考え名前をぼかしたり伏せ字にはしませんでした。

誕生学の胡散臭さ、胎内記憶の幼児虐待さえ肯定してしまう危険性

大葉ナナコ氏が主催する誕生学協会のHPにこのような記事が掲載されています。

誕生学協会とニセ医学胎内記憶の深い関係

誕生学協会HP「池川明先生:胎内記憶の科学オンラインサロンより

胎内記憶が科学かあ!!胎内記憶なんて下手すりゃオカルトじゃん!!

と私は考えてしまうのです。

大葉ナナコ氏の胡散臭さ炸裂

大葉ナナコ氏が作り出した「誕生学」、胡散臭い誕生学は公益社団法人誕生学協会認定誕生学アドバイザーなるものを生み出しています。

誕生学アドバイザーの機能というかお仕事は自分の出産体験を語ることであり、山田ノジルさんのメッシー(messy)の記事によれば

帝王切開や陣痛促進剤を使用したお産は自然に出産できない残念な出産である

と、涙ながらに語ることだそーです(https://mess-y.com/archives/41860/2)。この誕生学の問題点はこのような非医学的見地のトンデモ主張を学問であるかのようにセミナーで開陳しちゃうことです。

環境アンバサダーはトンデモさんの宝庫!!セミナービジネスに汚染される可能性が!!

誕生学なるトンデモを拡散しようと試みている大葉ナナコ氏が国家権力に忍び寄っていることが非常に気になります。

例えば「環境アンバサダー」なる役職が環境省にあります。私がざっと目を通しただけで、トンデモさんと認定して間違いの無い方の混入が目立つことは以前お伝えしました。

ヴィーガン給食やニセ医学酵素栄養学に毒された方々が環境アンバサダーという役職に就いていることは政治的な思想信条の問題では無く、ニセ医学が国家公認であるかのような錯覚をしてしまう方の出てしまう危険性をはらんでいます。

ニセ医学の決定版「胎内記憶」を後押ししてしまう環境省

胎内記憶というニセ医学があります。胎内記憶は池川明という医師が思いついた非科学的な幻想であることは間違いありません。

胎内記憶を簡単に説明すると、生まれてくる子どもは親を選んで誕生してくる。幼児虐待を受ける子どもであっても、親を教育するため(?)何らかを諭すために生まれてくる、とも考えているトンデモ思想なのです。

胎児に記憶があったというメルヘンから発展した胎内記憶は過激に発展して、今では精子時代の記憶まであるというスピリチュアルを超えたオカルトチックな方向になりつつあります。

このニセ医学の教祖である池川明医師をこれまた非科学的な誕生学の教祖である大葉ナナコ氏はヨイショしているのです。

胎内記憶がどこをどうこねくり回せば科学的に証明できるんでしょうか???

と、私は考えてしまいます。

無責任な言動を繰り返し、環境省の環境アドバイザーなる役職に紛れ込んだ大葉ナナコ氏はこれからも定点観測したいと考えています。

怪しげな負の人脈の連鎖は果てしない。

この校長もお仲間なんじゃないのかな?

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執筆した医師

桑満おさむ医師

このブログ記事の筆者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

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