「夜尿症診療ガイドライン2021」が出版されました

子どもはもちろん大人も悩ませる夜尿症のガイドラインが改訂されました。

診療の指針となるガイドライン

標準治療はガイドラインに従って行われます。このガイドラインは数年に一度最新の医療エビデンスをもとに改訂されています。「夜尿症」は一般的には子どもの健康問題であると考えられていますが、成人でも稀な病気ではありません。

現状では小児の夜尿症の多くは小児科の医師が担当することが多いと考えられています。しかし、夜尿症はおしっこに関する疾患ですから泌尿器科を受診する方もいらっしゃいます。「夜尿症診療ガイドライン」は小児科医と泌尿器科医が協力しあって作っているもので、今回の2021年版は前回2016年かから5年ぶりの出版です。

5年間の最新エビデンスが集積された「夜尿症診療ガイドライン2021」の特徴としては非単一症候性夜尿症についての詳細な診断法・治療法が記載されたことです。

日本夜尿症学会理事長である河内明宏滋賀医科大学泌尿器科教授は「少しでも早く笑顔で朝が迎えられるように」と刊行にあたってで述べています。

夜尿症は治療できる疾患です。子どもをお持ちの保護者の方だけでなく、成人で夜尿に悩んでいる方はぜひお近くの泌尿器科医にご相談ください。



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ドクター桑満

桑満 おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。