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かぜ症候群

かぜ症候群とは

かぜ症候群は、喉の痛みや鼻汁、咳、くしゃみ、痰、発熱などのいわゆる風邪症状を呈するウイルス感染のことです。感冒や急性上気道炎とも言われます。

症状

鼻汁・鼻づまり・喉の痛み・くしゃみ・咳・痰などの呼吸器症状から、頭痛・発熱・食欲低下・関節痛・全身倦怠感などの症状が主となります。その他、吐気・嘔吐・腹痛・下痢などの消化器症状を伴うこともあります。通常であれば1週間前後で症状は回復します。

原因

ライノウイルス
「wikipedia」より

ライノウイルスやRSウイルスなどのウイルス感染によるものですが、はしか(麻疹)やおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のように1度かかったら免疫がついて通常は一生のうちで2回かかることがない、というものではありません。
かぜ症候群は一生のうちに何度でもかかりますし、短期間で何度もかかってしまうこともあります。
それは、原因となるウイルスの亜型の種類が非常に多く、数百種にも及ぶからです。症状の多様性も、ウイルス種の多様性によるものと考えられます。
主に冬季に流行しますが、夏季に流行するかぜ症候群もあり、年中を通して感染します。感染している人の咳やくしゃみで飛び散った飛沫を吸い込んで感染する飛沫感染や、接触感染が主な感染様式です。
症状が出てから最初の1〜2日間が最も感染力があります。
かぜはウイルス感染ですが、かぜ症候群をきっかけに細菌性の咽喉頭炎、肺炎といった病気に悪化してしまうこともあります。

診断と検査

病気の診断は、通常臨床的な所見のみでなされます。採血でのウイルス抗体測定などで診断するわけではなく、基本的には症状で診断されます。
インフルエンザの場合は、感染力や症状が重症化します。鼻水を検査することによって、その場でインフルエンザと診断することができます。

当クリニックの考え方・治療方法

治療に関しては、咳や喉の痛み、解熱といった個々の症状に対する対症療法が中心になります。
鼻水や痰に色が付いている場合は、細菌性の二次感染が疑われれば抗生物質を使用します。
高齢者に対しては、常に肺炎などの重篤な二次感染がないかを念頭に置きながら診察を行っています。高齢になると症状は重いのに発熱しないなど、見た目以上に体がダメージを受けている場合があるためです。
かぜ症候群の症状と思ったら、実は副鼻腔炎や口頭蓋炎などの細菌性の耳鼻科領域疾患ということもあるので注意が必要です。その場合は、耳鼻科専門医の診察が必要となります。

かぜ症候群自体の原因となるウイルスを抑える薬は、インフルエンザウイルス以外には今のところありません。
対症療法中心になるため、回復を早めるコツは十分な休養と栄養です。場合によっては、仕事を休む勇気も必要となってきます。無理を重ねると病期が長引くだけでなく、周りの方にも感染をまき散らす危険があります。
中には「注射をして早く治して下さい!」とのリクエストもありますが、昔行われていた風邪の治療の注射は単なるビタミン剤でした。また、熱がある時に使用していた注射は解熱作用を持ったものでしたが、ショック等の重篤な副作用があるため当クリニックでは使用しません。
また、点滴をすると回復が早まると思われる方も多いようですが、脱水症状が起きていない限り点滴の有用性は医学上認められていません。
現在使用される飲み薬は、注射をせずとも体内における吸収性が高く、効果も早く出ますのでご安心ください。

当クリニックでは、風邪などの疲労性疾患における回復を早める独自の治療も行っています。これは保険適用外の自由診療になりますので、詳しくは「パワーアップ注射」のページをご参照ください。
なお、自由診療を当方から無理強いをすることはありません。

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9:00〜12:15/14:30〜18:15(木・日・祝は休診)

医療ニュース

著者

桑満おさむ医師

このページの文責:桑満おさむ(医師)
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区で五本木クリニックを開院。

患者さん1人ひとりのホームドクターになるという理念のもと、常に敷居が低くどなたでもお気軽に来院できるクリニックを目指し、とくに日帰り検査・手術に力を入れています。技術の向上はもちろんですがより新しい医療機器や治療方法・医学情報の提供につとめています。患者さんとの会話を大切にしています。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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