ED治療薬が前立腺肥大症の治療薬に!!

ED治療薬が前立腺肥大症の薬として正式に承認

ちょうど1年ほど前に、当クリニック院長ブログに「厚労省の大英断!ED治療薬が保険適用か?」 と題した記事を掲載しました。そもそもこの記事は2011年に米国でED治療薬のシアリスが前立腺肥大症に対して保険適応となったこと、どうやら日本でも保険適応にいずれなるであろうという、いわば「先を見越した」記事であったのですが(笑)今春、本邦でもいよいよ現実的となりそうですので、改めてご報告いたします。

「ペニスが勃起しにくい」ことと「おしっこが出にくい、勢いがない。就寝中に何度も用を足すために起きてしまう」といった排尿障害とは無関係に思えるかもしれません。ところが、最近は、お小水のトラブル(下部尿路機能障害;LUTs)がEdと密接に関連していることがわかってきました。 つまり、おしっこが出にくい、回数が多い、尿意切迫感が強い、夜間頻尿といった症状によってEDになってくるというのです。

シアリスの作用はどうなっているか?

シアリスは、ペニスへの血流を増加させて勃起を補助するお薬ですが、そもそもその作用は血管平滑筋という、血管を構成している筋細胞を弛緩させることでもたらされています。 この、弛緩作用が前立腺部の筋肉も弛緩させることで、前立腺肥大症の治療薬にもなるのです。 「一石二鳥」とはまさにこのことですが、心臓病の持病がある方や、血圧を下げるお薬を内服されている方などは内服する際に注意が必要ですので、かならず専門医の診察を受けてください。

 ED治療薬が保険適用になる訳でありません

残念ながら薬としては承認されたのですが、保険適用はまだ現時点では未定です。 用量に関しても、前立腺肥大症の適応としては、「1日5mg」の適応となりそうで、これは「十分に勃起を維持する」には少々不足量でしょう。 ですので、「バイ○○ラは高いから、前立腺肥大にして、シアリスをもらっちゃおう」という考えは、残念ながらうまくいきません。世の中、おいしい話は簡単には転がっていません。人生と同じですね。 でも、わずらわしいおしっこのトラブルや、男性力の低下を解消して、一筋縄ではいかない人生を、より充実したものにしてみませんか? 「人生は50を過ぎてからが本当に楽しい」 こんなセリフ、いつかは言ってみたいものです(笑)

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このページの執筆した医師

桑満おさむ医師

このページの筆者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

患者さん1人ひとりのホームドクターになるという理念のもと、常に敷居が低くどなたでもお気軽に来院できるクリニックを目指しています。技術の向上はもちろんですがより新しい医療機器や治療方法・医学情報の提供につとめています。患者さんとの会話を大切にしています。

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