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豊胸手術のお試し、美容外科も気に入らないなら返品可能の時代がやってくる!?

先日ブログでスピードラーニングと美容皮膚科って似ている点があるじゃん、でも「無料お試し」とか「一週間以内なら返品可」が医療では難しいと書きました。しかし、美容整形先進国&市場調査大国&マーチャントダイジング王国のアメリカは凄いっす!!

美容整形でお試し無料、一週間以内なら返品可もありえるかも?

豊胸手術のお試しプランがあるそうです。ニューズウィークの記事を参考にして、その内容と果たして日本でも実現可能かを検討してみます。

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「美容皮膚科」と「スピードラーニング」、この2つの類似点を発見した、かも。

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24時間有効なプチ豊胸手術とは

ニューズウィークの記事によれば

ロウはこの24時間だけのプチ豊胸を、本格的な豊胸手術の「お試しプラン」として提供している。利用者の評判は上々だ。「一番よく聞く苦情は、『もっと大きくすればよかった』だね。『やめればよかった』と後悔する声は聞かない」

24時間豊胸にブームの予感と不安』より

ここで紹介されている豊胸手術は「プチ豊胸手術」と命名されています。なんでプチなのかというと、豊胸に使用する材料が「生理食塩水」だから、本格的なシリコンバックを入れるワケではなく、効果の持続時間も短いので「プチ豊胸」なんですね。日本でも美容皮膚科領域の治療を「プチ整形」って呼んでいるクリニックもありますので、この「プチ豊胸」ってひょっとして日本でも流行る可能性はあります。

本格的な豊胸手術前のシュミレーションとして生理食塩水を胸に注入するのはアイディアの一つとして、現時点の日本でも試してみる価値はありそうです。よく整形外科医がPCのシュミレーターで治療後の姿を映し出すことがありますが、あくまで2Dの世界であり、実際には予想による手術前後の違いがあるために、あまり使用されていません。

生理食塩水とはいえ、プチ豊胸手術を受けた人は自分で完成予想図の胸を触って、好みの服を着て実生活を送ってみて、自分のイメージと実際の距離の短縮をはかることができて非常に有用な手段だと考えます。

お試しプチ豊胸の問題点⋯繰り返はリスキー

豊胸手術を受ける気持ち満々の人にクールダウン期間というか、「本当はこうなるんだよ」「貴方がイメージしているのとちょっと違っていないの」という、術後の苦情を防ぐ意味合いもあります。

日本だとこのお試しプチ豊胸手術を多くのクリニックが行った場合、ドクターショッピング的に方々のクリニックを回る患者さんも出現する可能性があります。いくら生理食塩水を使用するといっても複数回繰り返した場合、胸部の皮膚が伸びてしまい、その結果たるんでくるリスクが考えらえます。

さすが商売上手な米国の美容外科医も参った、お試し豊胸手術の予想外の利用方法

日本でも商売上手な医師は多数います⋯ビジネスを勉強・研究しているといい直します。笑 米国のお試しプチ豊胸手術の場合、ニューズウィークの記事によれば2500ドルと高めに設定していると書かれています。理由としては24時間だけでも胸を大ききくしたい人(切羽詰まった人なんだろうなぁ)が、押し寄せてくるからだそうです。

当院の考え方だと、豊胸手術を希望する人に具体的なイメージを掴んでもらうために、生理食塩水による豊胸手術(プレ豊胸手術って表現が適切かな?)はおすすめだと考えますが、豊胸手術大国の米国では「セレブが豊胸しているんで取り合えず試してみっか〜」的な希望者、あるいは「今日は勝負の日なんで、がんばろー」と洋服の一部的な感覚で刹那的なプチ豊胸手術を受ける人が多いことが予想できます。

原価は20ドルのプチ豊胸手術、原価で手術を考えてもね〜。

さらにこの記事を読み進めていくと

「原価は20ドル程度だ。それを患者のバストに注射するだけで2000ドルになるなんておかしい」

前述ニューズウィークより
という意見もあります。美容皮膚科・美容外科で使用されるヒアルロン酸にしろ、ボトックスにしろ原価が100分の1ってことはまずありえません。20ドルが2000ドルに化けるのは医師の技術力を高く評価する欧米式だとそれほどボッタクリではないと思います。

それよりは患者さんのいいなりになって(もちろん本式の豊胸手術を契約したいがために)、バンバンに生理食塩水を注入すれば皮膚のたるみも起こってきますし、皮下出血のリスクも高くなってきます。

あと、日本でも医師免許を持たないで美容的な治療をしてニュースになり「無資格で美容整形、逮捕!!」なんて記事も毎年のように目にします。でも、これって治療を受ける患者さんサイドに問題がある場合もあるんです。例えばエステで低料金で脱毛を受けますよね、普通新聞を読むか、ネットのニュースを見ていれば脱毛という行為は医療機関限定であることは周知の事実である、と考えますよね。でも、エステでの脱毛を選択する人、多分低料金の魅力に惹かれちゃうんでしょうけど、多勢います(当院は料金ではエステに対抗できないので、脱毛は辞めちゃっています)。

中には悪質で医師風の装いをして、マンションの一室でひそやかに、表現としては「隠れ家的なパーソナル美容外科」なんて表現で医師免許自体を持っていない人がボトックス治療を行ったり、派手なところだと豊胸手術までしちゃうところもあります。

スピードラーニングのように「お試し無料」は無理で通販でよくある「一週間以内なら返品可」でもなかった米国のプチ豊胸でした。常日頃よりどのように美容治療の素晴らしさを多くの人に知ってもらうのかに苦心している当院です。今の所言えるのは過大な効果を必要以上に美容治療を希望している人に抱かせないこと、副作用についてメーカーに嫌われてもインフォメーションすること、治療をするしないは別として気軽にクリニックを訪れるようにすること、この三点に力を入れています。

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