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院長ブログ

副作用をブログで拡散するな!!と医薬品メーカーから圧力が・・・実話です

自社に不利な情報を拡散するな!!と某製薬メーカーから圧力がありましたけど。

先日数人の医師に「先生のブログを拡散しないで、って◯◯◯◯から言われましたけど、なんかあったんですか?」と尋ねられました。ブログ上で思わぬ副作用があるから、気をつけましょう的なブログを書いたのが、どうもその医薬品の日本支社の担当者はお気に召さなかったようです。

でも、これって変ですよね、だって噂話レベルの薬品の副作用をブログで紹介して、あるいは私の想像・妄想で副作用を書いたわけではなく、論文になっているものを元ネタ(一次ソース)として書いたものであり、その薬品を使って治療する事を望んでいる方にとっては、それこそ「思わぬ副作用」だからこそ、多くの方に知っていただきたい情報だったのでブログにしたんです。

インチキデータを羅列する、非常識な製薬メーカーもあります

最近、日本の医療自体を根底から揺るがす事件がありました。血圧の薬のデータ捏造事件で記憶にある方も多いでしょう。統計学的の根本であるデータ自体を操作されたら、それを見破ることは非常に難しくなってきます。医学専門誌にその血圧の薬の論文が掲載された時点で「これちょっと変じゃね?」「ここまでの結果でるかあ?」レベルの疑問を持たれていました。専門医がその血圧の薬関連の論文を検討して、統計学的に検証して怪しさを追求した結果、論文に不正があり、さらに基礎となるデータ自体が捏造されてものである、と大々的に報道されたのです。

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http://blog.goo.ne.jp/より
ブログを拡散するな、と言われたのはこの薬ではありません。

血圧を下げる効果自体に対するデータの捏造ではなかったのに、その薬の信頼性は落ち、同様の作用機序で同様の効果のある他の薬に変更する医師も多数でましたし、患者さんも「私の飲んでいる薬ってこれじゃないですよね」と確認するようなこともあったのです(当院はその薬は最初から採用していませんので、この文については聞きかじりの情報も含みます)。

副作用の問題でなく、あるいは重大な副作用を隠匿していたわけでなくても、マスメディアを騒がし医療の現場、そして患者さんに不安を持たせたこの事件は日本医学会の会長をして「許し難い行為」と言わしめたくらい論文を書いた医師及び製薬メーカーの無責任さ・雑さをあらわにした事件でした。

じゃあ、なんで私のブログを拡散しちゃいけないんですか?実際に症例として報告され論文になっている副作用を患者さんに知ってもらってはいけないのですか?

内容もわからないで偽情報を拡散してしまうのとは訳が違います

現在、SNSなどで流れてきた情報の真贋を疑いもしないで拡散してしまう行為を戒める意見が多数でていますよね。いなくなった犬が見つかったとか、SNSが有効に活用されていたこともありました。「拡散希望」って書かれている情報を安易にシェアしてしまうと、実はその情報がいい加減なものであったり、あるいは誰かを陥れようとした情報であることも今になっては日常茶飯事になってきています。

某社によって「拡散するな」指令がでていた私のブログですが、専門家である医師に対して自社製品のマイナス情報を患者さんへ伝えるな!ということにもなります。

もしも、私が噂レベルの根拠のない副作用をブログに書き、それがその会社に対して迷惑をかけていたのならば、大問題ですね。

ブログで書いたことはその製剤を使用する医師でもみんながみんな知っていないような海外での事例であり、ましてユーザーである患者さんがその副作用を知ることは稀であると考えます。さらにその副作用は現時点で回復することはできないのです。これって、知っている人が知らない人に教えてはいけないことなんですか?

別に悪口を言っているわけじゃないんだよ、担当者さま

ブログに書いた副作用は美容医療ではかなり一般的になり、多くの方に喜びを与えている製剤です。さらに他の目的に対する有用性は海外だけではなく、国内でも注目されている製剤です。

スタンダードになって一般に普及すれば、確率的に少ない副作用でも、症例数が増えれば当然副作用の症例も増えます。多くの人にその薬の素晴らしさを安心して使用してもらいたい、という気持ちで書いたブログなのです。

それを「五本木クリニックの院長のブログで当社の薬の副作用が書いてあるんで、患者さんに伝えないで」としか解釈できない「ブログをシェアしないで」「ブログをブログ中で引用しないで」という発言。自社製品が売れればいい、自分の販売成績が上がれば良い、という気持ち以外に何があるんでしょうか?