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男性がシミ取りをする場合の3つのパターン

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シミを気にするのは女性だけではありません。男性でも肌に気を使う傾向が年々強まっているように感じます。

男性の場合、シミを取りたいけど面倒・値段が高そうといったイメージがあるようです。五本木クリニックでは、男性でも気軽にシミを取る方が増えています、というか以前から多数いらっしゃいます。

シミ取りって実はお手軽なんですよ、というお話です。

男性でもシミは気にしている

シミを取りたい理由を聞くことはないのですが、実際にレーザーでシミを取る、取らないは別として大きく3パターンに分けられます。

  1. 皮膚ガンが心配で来院した
  2. ひげ剃りなどで邪魔だから来院した
  3. キレイにしたいので来院した

以上、三つのパターンそれぞれを簡単に説明します

男性の顔のシミ

この方は色のついた盛り上がった大きめにシミと細かいイボ状の色はまだついていないものが多数あります

皮膚がんが心配でシミを取りたい

このパターンの方は有名人が皮膚がんで手術したり亡くなったことを知った奥様に「あなたのそのシミ、ひょっとしてガンじゃないの?」と指摘されて来院する場合が多いです。皮膚がんになるようなシミは日本人では比較的少ない疾患です。

ホクロなのか皮膚がんなのかは、ダーマスコープという医療機器でほとんどの場合見分けることができます。ガンの心配はありませんよ、とお伝えすると「でもせっかく来たのでシミを取りたいんだけどいくら?」と費用の心配するのも、奥様に後押しされて来院したことが見え見えのパターンです。

シミはレーザーで簡単に消すことができますが、残念ながら保険診療の対象外になってしまいます。「保険が効かないけど、直径が4ミリですから2万円です」とお伝えすると、ほとんどの方が「家で女房と相談します」という回答になります。病気であることも奥さん任せ、いざ治療となっても奥さん任せの微妙な立ち位置を察して「そうですね、料金高いですから相談してください」と当方はお伝えします。

皮膚レーザー照射療法保険点数

医科の診療報酬点数表では病気でなければ保険適応ではないことが明示されています。

ひげを剃ると血がでるのでシミを消したい

切実な悩みで来院されるかたも多く見られます。電気剃刀でもT字カミソリでも男性は毎日ひげを剃りますが、シミはだんだん大きくなるのである日、ひげ剃り中に出血を起こしてしまいます。

気になって邪魔だから取ることができないか?というパターンの相談です。このような男性は診察して、「皮膚がんの心配はありませんよ」とお伝えして一先ず安心していただきます。

でも、邪魔だからとって欲しいという申し出になりますが、皮膚腫瘍という病名で保険で取る医療機関もあるでしょうが、その場合は切って縫合することが、条件となっています。当然切って縫うのですから、手間ひまがかかるのは仕方がありませんが、当院にレーザーがあることを知って来院する方が多い為に保険外の治療になることをお伝えすると、ほとんどの方は治療を希望されます。ひげ剃りで血がでるのは非常に面倒だけど、それくらいで顔に傷が出来て縫うということに抵抗感を持つのでしょうね。

このパターンの多くの男性は保険が効かない治療とはいえ莫大な料金が必要なわけではありませんので、当日にサックっとレーザーでシミを取ってスッキリしてお帰りになります。

シミが顔にたくさん出来て汚らしいので取りたい

このパターンは自営業者や経営者の方に多く見られます。

仕事もバリバリこなしますが、ゴルフなどのおつきあいで紫外線を浴びることにより、顔に多数のシミができてしまうのです。いかにも老けたイメージが出てしまい、中には士気に影響がでるという考える方もいます。もちろん、不埒な気持ちでモテたいという方もいるでしょうが、シミを取る為にいちいち理由をお尋ねすることはありません。

もともと見た目の問題であるという認識で来院されますし、保険制度のシステムも理解された方が多いので、

保険外の治療になることは始めからご存知の方がほとんどです。

顔中に広がったシミを一気にレーザーで除去することも可能ですが、数回に分けて行う場合もあります。一般的に顔中に術後にテープを貼りまくられるイメージがあるようですが、オッサンの場合は角化症によるシミが多いためにテープを術後に貼る必要が無い場合が多いのでご安心ください。

男性のシミ取りは女性と比較して簡単に消せて、術後のケアも簡単に済む場合が多いので、ご自分で気になる症状がある方はぜひ、早めに処理をすることをお薦めします⋯シミが自然と消えることはなく、時間とともに増えるし大きくなって結局費用がかさむことになりますので。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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