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院長ブログ

コピペ騒動に巻き込まれちゃうぞ!!ヘルスケア大学さま、第二のWELQになってしまいますのでご注意を。

ヘルスケア大学さま、パクリサイトに利用されコピペ騒動に巻き込まれちゃうぞ

昨日アップしたブログで話題にしたヘルスケア大学の記事が数時間後に削除されていました。間違いに気がついたか、WELQのような炎上騒ぎになることを恐れた処置かは不明です・・・だって削除理由が書かれていないんだもん。

この記事はさらに数時間後に再アップされたんです、ってことは間違いは認めていないのか、間違いを理解できていないのでしょうね。

監修医師の写真とお名前は削除された代わりに「ヘルスケア大学参画ドクター」という謎のメッセージと「本記事は、内容指摘を受けており、確認中となります」というヘンテコな日本語が付け加えられています。

普通、自分が間違ったことを書いてしまった場合「間違いを指摘してくれてありがとう。これで一つ知識が増えました」と見かけによらず素直な対応をする私としては、ヘルスケア大学の姿勢にかなーり疑問を抱いています。


https://www.healthonnet.org/HONcode/Japanese/?HONConduct617962

これはヘルスケア大学の医療記事に付いているマークで「このサイトは、信頼できる医療・健康情報のための倫理標準である HONcodeの条件を満たしています」だそうです(苦笑)。

読めば読むほど役に立たない医学情報だけでなく、間違った健康情報がてんこ盛り。その中から面白いものを一つピックアップして

ニセ医学情報はこんな仕組みで、どんどんネット上に拡散される

ことを説明いたします。

へえ〜、イカ・さけ・鯛って植物なんですね、ヘルスケア大学的には

まあ、友人曰く「正しいのは最初の1行だけ」という名言(かなり盛った表現ですけど)もあり、ランダムに記事をピックアップしたら・・・またもやヘンテコな記事があああ!!

高血圧の人の食事についての記事(http://www.skincare-univ.com/article/008468/)中で

植物性栄養成分を含む食べ物 ナス、ブルーベリー、トマト、にんじん、イカ、さけや鯛の皮などに多く含まれる、植物性栄養成分を十分に摂取することも大切です。これらはポリフェノールとも呼ばれるのですが、細胞を老化させる活性酸素の働きを抑制する作用を持ちます。ナスやブルーベリーは紫、トマト、にんじん、イカ、さけや鯛の皮などは赤、オレンジと色があります。さまざまな色の食材を摂ることが理想とされています。

と書かれています。

あれ、あれっ、イカ、さけや鯛って植物だったんですかあ!!??

早速「理解しやすい生物Ⅰ・Ⅱ」(文英堂)とか「栄養学の基本がわかる事典」(西東社)で調べました。どんな病気でも自然療法で治しちゃうトンデモ系の「家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法」(東城百合子著 あなたと健康社)まで調べちゃったよ〜。

真っ当な教科書からトンデモ本のどこを探してもイカ・さけ・鯛が植物とは書かれておりません(当たり前だけど)。

となると、ネットで検索することになるのは当然の流れ、そこで「ナス、ブルーベリー、トマト、にんじん、イカ、さけや鯛の皮などに多く含まれる、植物性栄養成分」とちょいと長文で検索して見ると、出るわ出るわおんなじようなコピペとしか思えないサイトが。

どれが元ネタだか調べるのはかなり難易度が高いですが、トップにヘルスケア大学が表示されていることが、これがまた様々な問題を引き起こすんですよ、詳細は後で述べます。

おまけ:そもそもの元ネタはここでしょうね、多分。

OMRON 高血圧改善(http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/menu/hightbp/)。オムロンさんはサケや鯛の皮が植物性とは書いていません。ポリフェノールを含む食品として説明していることが、前後の文脈から読み取れます。多分、どっかのライターが拾い読みして、原稿にしたものを監修医師がチェック(本気か適当かは不明)してこのヘンテコな医療情報記事が出来上がったのでしょう。

間違った医学情報はこうやって拡散される!!

トップに表示されたから医学的に正しいことが書かれているとは限らないことを多くの人がWELQ騒動で知ったと思います。現時点で少なくとも日本語の検索エンジンは記事の内容の正誤までは理解できていません。医師が監修したことを自慢しているヘルスケア大学が間違った情報を書いたらこんなことが起きてしまいます。

間違った情報拡散の仕組み:ヘルスケア大学が間違った医学情報を書く → それをまんまコピペする輩がいる → 怪しいと思ってその記事のキーワードで検索する → 上位に医師監修のヘルスケア大学が表示される → 医師監修なんでその医学情報は正しいのだろうと判断する

間違った医学情報はこんな負のスパイラルを引き起こしてしまうのです。しかーし、この順番が入れ替わっていたらどうなるんでしょうか?

間違った情報拡散例2:ネタに困ったヘルスケア大学スタッフがネットで医療系記事を見つける → コピペして拾い集めた情報を医学知識のないスタッフが監修している医師に提出 → 監修医師が精査しないでOKを出す、監修医師が間違いがわからない → ヘルスケア大学に間違った医学情報を掲載 → 間違ったいい加減な記事がネット上に拡散 → 病気の人がヘルスケア大学が引用元なら正しい医学情報と鵜呑みにする

中には引用元を明記していないサイトも多く見られます、すると

間違った情報拡散例3:ヘンテコな人がヘルスケア大学の記事を丸々コピペ → コピペされた記事を真に受ける → 病気の人がその間違った医療情報を信じ込む

といった直球的な拡散ルートも考えられます。

このような仕組みによって間違った医学情報がネット上で拡散されていることが考えられます。

医師のお墨付きインチキ情報拡散現象が発生してしまうのです。納豆が血栓予防になるなんていまだに信じ込んで、高血圧の方向けの間違った医学情報を掲載しているヘルスケア大学さん、ぜひぜひ正しい医学情報を伝えるサイトにしてくださいませ。

じゃないと・・・ヘルスケア大学からパクってコピペした記事が大量に発生していつか被害者が出てしまうかもしれませんからね。