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おしっこ(尿)の回数が少ない

症状

正常なおしっこの回数は、一般的には、1日に日中7~8回、夜間0~1回くらいを指します。1日のおしっこの回数が、1~2回と極端に少なくなるのが稀尿(きにょう)です。ただ個人差も大きく、日中は3~4回しか排尿しなくても1日のおしっこ量は正常に保たれていて、ずっと体調がかわらないということもあります。
問題となるのは、1回尿量も、1日の尿量も減少する場合です。1日尿量が少なくなると体の水分量が増え、足や顔にむくみ、ひどくなると呼吸困難がでてきます。
また、尿は体の不純物を外に出す役割を果たしているので、尿量が減少することにより不純物が体にたまることで、全身のだるさや、吐き気などの症状がでて、早急な治療が必要になることがあります。

原因

排尿の回数が減少する主な原因としては、おしっこの量自体が減少することがあげられます。その他には膀胱の容量が大きく、尿をたくさんためられる場合があります。
尿量が減少する原因としては、腎臓に十分な血流が行かないことによって起きる「腎前性乏尿・無尿」、腎臓そのものの病気によって尿量が減少する「腎性乏尿・無尿」、尿路の閉塞による「腎後性乏尿・無尿」に分けられます。
腎臓自体に病気はない「腎前性」の原因としては、脱水症、ショック、出血、心臓の病気、全身性の感染症などがあげられます。
腎臓そのものに障害がある「腎性」の原因としては、X線の造影剤や、横紋筋融解症、腎毒性の薬などにより尿細管が壊死する急性尿細管壊死、慢性腎盂腎炎、尿の流れがせきとめられて尿道や腎臓の中に尿がたまって拡張してしまう水腎症などがあげられます。
尿路や膀胱に障害ある「腎後性」の原因は、尿路の結石、腫瘍、炎症などがあげられます。

疑いのある疾患

神経因性膀胱

排尿をコントロールしている神経がさまざまな原因で障害されることにより、膀胱の機能が正常に働かなくなる状態です。症状としては、おしっこの回数が多い頻尿、尿がもれてしまう尿失禁、排尿困難などあらわれます。

原因として、脳卒中、パーキンソン病、糖尿病などの病気や外傷による脊髄損傷、ヘルニアなどがあり、放置すると尿路感染症が起きたり、腎機能が悪くなる場合もあります。

乏尿(ぼうにょう)

1日に400ml以下しか尿がでないことを乏尿(ぼうにょう)といいます。1日50ml以下しか出ない場合は特に無尿(むにょう)とよびます。これらの状態では、排出するべき体の不純物を尿として十分に排出できません。

原因として、脱水やショックで腎臓への血流が減少していること、腎臓の機能低下(腎不全)や尿の通り道である尿路でうまく流れない通過障害があげられます。

膀胱憩室(ぼうこうけいしつ)

膀胱の壁の一部が外側に突出したものが膀胱憩室です。通常は幼少期に尿路感染症を繰り返し、精密検査をすることで発見されます。また、前立腺肥大症、神経因性膀胱などが原因で膀胱から尿道までの尿路がうまく流れない通過障害があると、膀胱内の圧力が高まって腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状にとびだす憩室(けいしつ)となることがあります。

おしっこの回数が多い頻尿や、不意におしっこがしたくなる尿意切迫、排尿時の痛み、残尿感などの症状があり、憩室内に尿が滞るため、結石ができることもあります。

巨大膀胱症

女児に多く見られる生れつきの膀胱の異常です。尿道に排尿障害のもとになるような狭窄(尿道がせまい状態)がないのに、膀胱が拡張し、壁が薄くなります。

膀胱から尿管の方に尿が逆流することもあり、症状は、尿路感染症と似ていています。また、胎児のスクリーニングの超音波検査で、尿道の閉塞(閉じている状態)として発見されることもあります。

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