新しい糸のスレッドリフト!その名も【ザ・リフト The Lift】頬や顎のたるみに効果!

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糸を使ったフェイスリフトで大問題が起き、メディアが取り上げていました。

某美容外科が独自のネーミングをつけているのですけど、切らないで顔に糸を挿入してたるんだ顔の皮膚を釣り上げる「フェイスリフト」治療であることに間違いありません。

スレッドリフトという糸を使った新しい考え方のたるみ治療方法

OCNメール

当院で言えばハッピーリフトと同様のものだと思われます。ハッピーリフトはほうれい線に始まり、フェイスラインと同時に引き上げることができます。部分的なリフトアップを望まれる方にはハッピーリフトよりは、短めの糸を使う「ウルトラVリフト」や「ネオVリフト」などを適切に適切な本数をいれることで対応しています。

これらの糸をつかったリフトアップ治療は総称して「スレッドリフト」と呼ばれています。

ハッピーリフトとウルトラVリフト、あるいはネオVリフトを組み合わせることによって、細かなニュアンスというか、患者さんの細かいリクエストにも答えることができています。今回「ザ・リフト」というまんまのネーミングの切らないフェイスリフト(これも、糸を使っているのでスレッドリフトと呼ばれています)を導入しましたので、どんな感じのものか解説させていただきます。

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これが「ザリフト」です。

スレッドリフトの種類はその後、次から次と工夫を凝らした糸がでてきており、現在当院では糸のリフトの代表的なものであった「ザ・リフト」治療は中止しております。その代わり、このようなスレッドリフトを2019年現在は採用しております。

2018年には強力なスレッドリフトであるVOVリフトを導入しました。

VOV リフト、糸を入れて顔のたるみをしっかりあげる新しい治療方法

VOV リフト、糸を入れて顔のたるみをしっかりあげる新しい治療方法

顔のたるみを引き上げるのがリフトアップです。リフトアップには糸をつかいますが、糸リフトは種類が非常に多いのですが、その中でもボブリフトをオススメする理由を医師が解説します。正確にはボブリフトは切らない糸リフトではなく、少しだけ切開します。VOVリフトの効果と注意点や副作用についてまとめます。

さらに2019年はVOVリフトと併用すると効果が非常に高く出るスレッドリフトであるテスリフトを導入しました。

糸を使った新しいたるみ治療「テスリフト」について。

糸を使った新しいたるみ治療「テスリフト」について。

顔のたるみを改善する方法で最終的に根本的にたるみを改善する治療として美容外科的な切る治療になりますが現在では切らない糸によるたるみ治療が主流です。では数ある糸でのたるみ治療の中からテスリフトという新しい糸を使ったたるみ改善治療の長所と短所を体験レポートとしてお伝えします。

新しいスレッドリフト、VOVリフトとテスリフトを採用したことにより、2019年11月をもってザ・リフトによる治療は終了させていただきました。

スレッドリフトとは?

糸を使って、メスを使用しないで針状のカニューレという細い管に糸を通して、皮下に糸を埋め込むフェイスリフト方法を「スレッドリフト」と一般名詞的に読んでいます。

「thread」というのは「糸」という意味です。糸の材質や特徴によって若干違いがあり、目的とする治療部位、目的とする治療効果によって使い分けています。

スレッドリフトにはそれぞれ特徴がありますので、かんたんに説明しますね。

ハッピーリフト

ネーミングだチョットダサいです。患者さんの手軽度としてはいきなり、というよりは他のスレッドリフトを経験したことがある方にむいているかもしれません。糸自体が太く、引き上げ効果は一番強いのですが、欠点としては挿入時に使用するカニューレが長いために、治療の説明時になれない患者さんはひるむ可能性が大です。効果の点では一番期待できます。

ウルトラVリフト

これもネーミングセンスはイマイチですね。一般に注射する時に使用する針と比べると若干長めでなんですけど、ハッピーリフトで使用するカニューレよりは細く短いので実物をみてもドンびく可能性は低くなります。細い分、皮下に挿入できる糸自体も細くなってしまいますので、引き上げ効果はハッピーリフトと比較するとどうしても見劣りします。

効果が弱いために患者さんの求めるレベルために必要となる本数も増えてしまう傾向があるために、単独で使用するより、ハッピーリフトの補助に当院では使用することが多くなっています。

ザリフト

今一番新しい考え方によって作られたスレッドリフトです。糸自体が二重になっている為に皮下に引っかかりやすくなります。一本一本の糸に細かいトゲトゲがついているのでさらにたるんだ皮膚の引き上げ効果は強くなっています。

ハッピーリフトとウルトラVリフトの中間に位置する「切らない糸を使ったフェイスリフト」と考えてください。

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ザ・リフトなどのスレッドリフトは治療直後でも目立ちません

美容治療の格言として「No pain,No gain」というのがあります。痛みが伴わない治療は効果もイマイチ、ということを表したもので、海外の美容外科医や美容皮膚科医は常にそれを日本の医師に伝えています。

しかし、日本人の特徴に美容医療に伴う出血・腫れ・皮下出血(内出血の医学用語です)を嫌う国民性があります。さらに、自分が美容治療を受けたことを他人はもちろん、家族にも知られたくない、という心理も外国の人と比較して強いのです。

ハッピーリフトだと、リフトアップ効果が自然であっても治療効果を求めれば求めるほど、引き上げ効果が高まることになりますので、他人の目を気にしてしまう方もいても仕方がないことです。そこでウルトラVリフト単独治療を試みると、思った効果が得られない可能性があります。

さらにウルトラVリフトだと、効果を発揮するためには多くの糸を挿入しなければならないために、一本あたりの皮下出血の確率がいくら低くても数多くいれれば当然皮下出血のリスクも心配しなくてはならないのです(一枚の宝くじを買うより100枚の宝くじを買った方が当たる確率は100倍になるのと同じです⋯さすがに100本は使いませんけど)。

そこでザ・リフトの登場となるわけです。顔全体を引き上げたい、とのリクエストには答えられないのですが「ほうれい線」「顔まわり⋯フェイスライン」の引き上げ効果はかなり期待してくださいませ。ウルトラVリフトほど糸の数を使用しないで効果を発揮できますし、ハッピーリフトよりダウンタイムがないので、家族にも知られないで

密かにフェイスリフトをしたい❗内出血しないでフェイスリフトしたい❗痛くなくフェイスリフトしたい❗

という海外の格言に逆らうような日本人の希望に添える治療方法と考えています。

ザ・リフトの効果は?料金は?

ここまでお読みいただいた方はその効果を実際に目で確かめたいと思います。これはメーカーサイドの症例写真ですが、当院ではメーカーの指導+医師の経験値によって明らかにこの症例写真より効果をだしています⋯でも、写真をつかわせていただける患者さんがまだいらっしゃいませんし、当院スタッフの顔も見飽きたとおもいますので、今後写真を使わせていただける患者さんがいましたら症例写真をアップしますね。

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自然な感じで顎のフェイスラインのリフトアップができています。二重顎ってほどではないのですが、首から顎のラインもシャープになっています。

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これぞフェイスラインのリフトアップ効果がでています。年齢的にたるんだ皮膚というわけではないのですが、ぽっちゃりしたフェイスラインを引き上げたという症例です。

メーカー提供のBefore &Afterの写真より効果がでている動く症例(スタッフ等)で効果をご確認ください。某問題美容外科へ対するブログでも書きましたけど、まずはその日に治療するんではなく、下見がてらじっくりと相談して、金額を確認してから日を改めて実際の治療を受けることを当院としては推奨いたします。

気になる料金ですが、1本18,000円

そんなに数回も受診するのが面倒、私は他のクリニックでいろんな治療を受けているから大丈夫って方はもちろん事前のメール相談・電話相談で十分に治療について知っていただけた場合は、診察後当日に治療することも可能です。

当院はこのように複数回来院することを患者さんに求めるから、地元密着型の美容クリニックから抜け出せないのかもしれません。でも、それでいいんですよ、体の事ですから患者さんも時間を作っていただければ、それだけ当院の医師もスタッフも一生懸命治療をさせていただきますから。

症例写真にご協力いただけないでしょうか?

個人を特定しないような画像にしますので(目隠し等)、両ほほに合計12本使用して、108000円で全力を挙げて治療させていただきます。もちろんモニター商法ではありません(笑)

☆皆様のご協力ありがとうございます。予定していたモニター数に達しましたのでモニターの募集は2014年11月14日金曜日をもって終了とさせていただきます。(2014年12月14日追記)

追記 2019年7月12日
この治療方法は時を経て、補助的な治療と当院では考えております。

追記 2019年12月17日
古い内容となりましたので、新しいスレッドリフト等を加筆しました。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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