記事と思ったら有料広告⋯医療記事の問題点

今まで数回広告代理店と称するところから連絡があり「先生のクリニックを是非取材させてほしいのですが」という電話を貰ったことがあります。

私も今まで雑誌の取材を受けた場合は後日取材協力費とか原稿料ということで謝礼をいただいていました。テレビの番組放送中に電話でコメントすることも何回か経験していますがその時も謝礼をいただきました。

取材を受けてさらに料金がかかる?

興味ある謝礼の金額ですが、家族四人でデニーズにいって食事ができ、デザートも一緒に頼めるくらいの筋学です。取材を担当した方は「お恥ずかしい金額ですが」とおっしゃることが多いのですが、もっと下さいとは言えませんしそのまま振り込んでいただいています。ところが最近は「先生にインタビューをして、雑誌に掲載しますが料金を頂きます」という申し入れというか、営業が増えているのです。もちろんそのようなお金を払うとマスコミが取材をしてくれるという話があることは知っていましたが、その記事が果たして医学的に裏付けの取れたものであるのか、不安を感じてしまいます。つまり、取材される側がお金を支払って雑誌等に掲載されるのですから、取材される側の不利益になることは記載されないのでは?と当然疑問をもってしまいます。

いかにも記事のように掲載される

このような形式の広告は記事広告と呼ばれているそうです。つまり記事を装った広告です。広告料もみなさんが想像するように非常に高額になっています。更には取材記事広告を集めて一冊の本にして出版しているものまであります。常識的な雑誌における取材形式の広告はそのページのどこかに申し訳なさそうにですが「広告」または「PR]と表示してあります。ですから慎重な読者は記事の内容をある程度フィルターを懸けて読むことができます。でも中にはかなり紛らわしいものもあります、どんな情報を信じればいいのか困ってしまいます。

雑誌の精査した結果

当院一般診療を担当している永田医師が所属する東大病院で週刊誌について興味ある論文を書いたことはブログに掲載しました。今後女性誌も詳しく分析して論文にしようと私が永田医師に誘いかけていますので、発表したら皆様にもお伝えしますね。

男性ファッション誌「GQ]の取材を受けた

このブログでも書きましたが、3月に「GQ」の取材を受けました。もちろん当方がお金を支払って雑誌に掲載してもらった訳ではありませんよ。本日発売されましたので、ぜひ読んでみてください。

GQ3

GQは電子書籍としても購入可能ですよ。掲載された内容は当院一押しの治療「ライポソニックス」です。男性向けにインフォメーションしていただけるのは当院として非常にうれしい限りです。だってライポソニックスの問合で男性からある場合は決まって「男性でも治療は受けられます?」ですもの。もちろん男性でも治療は受けられます。

GQ9

私も受けてますよ!

執筆者情報

桑満おさむ医師

このブログ記事の筆者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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