反ワクチン講座内部資料から判明❗子育て中のお母さんがワクチン忌避を選択してしまう理由

反ワクチン医師のワクチンを我が子に打ちたくないママ向け講座の内容

ワクチン接種忌避を堂々と宣言するために、お母さん方にワクチン証明書なるものをやまびこ小児科クリニックの横地真樹医師は発行しています。

反ワクチン講座を受講してもられるワクチン忌避の印籠

この「ワクチン受講証明書」はこのように母子手帳にべたりと貼って使用するようです。

横地医師はワクチン講座と称して、反ワクチンをすすめる講座を全国を飛び回って開催しています。

お時間がある方に読んでいただければ反ワクチン派のやり口と反ワクチンに汚染された考えに操られているお母さんたちの実態への理解が深まります。

反ワクチン講座のテクニックは責任をお母さんたちに負わせるのがポイント

ワクチンの副反応やワクチンに含まれる添加物のリスクを訴えながら、注射を嫌がる子どもを押さえつけてまでワクチン接種をすることを人権侵害だと横地医師の講座では伝えています。

嫌がる子どもにワクチン接種を行うことは、子どもが強いものが弱いものを力づくで抑え込むことを肯定することを教え込むことにもなりかねないともっともらしい言質が記載されています。

例えば抵抗する子どもを押さえつけてワクチンを打ってしまうと、その後の親子関係にも悪い影響を及ぼす可能性がある、なんて話を講習で受けている最中に隣のお母さんが、「うん、うん」と頷いていたら集団心理的にそれが正しいものであると強く感じてしまうのでは無いでしょうか?

ワクチン接種によってなんらかの感染症にかからないで済むことは、誰でも知っていることですよね。ワクチン接種によって一時的に体調を崩す副反応については知られていても長期的な悪い影響に関しては知らないか、あまり気にしていない方も多いと思います。

長期的な安全性に疑問を呈する横地医師の反ワクチン講座を受講してしまったお母さんたちは間違いなく不安になり、我が子へのワクチン接種を忌避する流れになってしまうでしょうね。

不確定要素が強い将来にたいする不安を煽る反ワクチン講座の狡猾さに、私は絶句しました。今がなければ未来は無いはずです。

重篤化する可能性のある感染症に今かかってしまったら、最悪の場合は未来が無くなってしまうことを横地医師は教えてくれません。

そりゃそうですよね、命を失う可能性のある感染症にちっちゃな子ども時代に罹患してしまったら当然未来はありませんから。

両論併記の落とし穴的な匠の技に惑わされるお母さんたち

P12にはワクチンに対する賛成派と反対派の主張が記載されています。一見両論併記のようにも見えてはいても、実際はワクチン反対派に絡め取られる仕組みになっています。そもそも見出し自体がワクチンを否定するものになっていますもんね。

ワクチンの危険性にフォーカスするワクチン講座の内容

  • 危険な成分が入っている
  • そもそも効果がない
  • ワクチンの副反応で死亡例もある
  • ワクチン接種者が他の病気にかかるリスク

これを小見出しとして使っているのですから、両論併記とは言えないと思いますぜ。

手品でフォーシングというテクニックがあります。例とすればマジシャンがカードの中からお客さんの好きなカードを選ばせてそのカードが何であったかを当てる手品の仕組みをフォーシングと呼びます。

反ワクチン講座でワクチンのプラス面とマイナス面を習ったとしても、確実にフォーシングによって反ワクチンの考えを自分の頭で考えて選んだように思い込んでしまうのです。

反ワクチン横地真樹医師のオンラインサロンの危険性

https://mirukuyu.com/yokochi/

やまびこ小児科の横地真樹医師は医学以外に催眠療法や数秘術などを取得していることを伺い知ることができます。オンラインサロンという閉じられた空間ではエコーチェンバー現象になりかねませんし、最悪の場合はダニングクルーガー効果によって取り返しのつかない状況に子育て中のお母さんが陥ってしまう可能性さえあり非常に危険な状態であるとも言えるんじゃないでしょうか?

さらにワクチン講座のテキストには量子力学の話まで記載されています。量子力学や波動が医療情報として出てきたらニセ医学である可能性が99.9999%です。

定期接種と任意接種、任意だから打っても打たなくてもOK???

横地医師がワクチン接種を忌避に導くテクニックのひとつとして定期接種と任意接種の違いについて言及しています。

  • 定期接種は市町村が法律の従って行うもの
  • 任意接種は希望者が各自の意志にしたがって行うもの

以上のような違いがあります。現在は定期接種は10種類、任意接種は9種類があり定期接種は予防接種法で決められているために無料で接種を受けることができる一方で任意接種は予防接種法で規定されていないために接種の費用を全額負担してくれる地方自治体もあるにはあるけど原則全額自己負担です。

横地医師は定期接種で副反応がでた場合は国が予防接種法に基づいて対応することに触れつつ定期接種であっても1994年の法改正をもちだして「強制接種」では無いことを強調しています。

ワクチン接種は強制力が無く、最終的な判断はお母さんにあり、堂々とワクチン接種を忌避することを横地医師はワクチン講座で勧めているようにしか解釈できない内容になっています。

ワクチンを打つも打たないもは保護者の判断か?

子どもの明るい未来を望まない保護者はいないはずです。しかし、未来を予見することは不可能です。横地医師はワクチン接種の危険性と効果が無いことを強調し、ワクチン接種を行う医師たちは政府の言うがままの状態であることをワクチン講座で強調しています。

横地医師は子どもに対してワクチン接種を行うか行わないかは親の責任であると述べつつ、長期的な副反応等を必要以上に喧伝しているようにしか感じられません。

ここで横地医師にお尋ねしたいことがあります。目の前に突然心房細動を起こして倒れている人を見かけた場合、AEDを施行することはその場に居合わせた人たち、もちろん医学の素人たちは将来的なAEDの影響を心配しつつ、救命処置を行うか否かを考えるのでしょうか?横地医師が診療に際して処方する薬の長期的な副作用やめちゃくちゃ出会う確率が低い副作用をいちいち気にして処方するのでしょうか?

そもそも小児に対する薬の安全性や効果を確かめる治験は行われていないものが多いことを小児科医である横地医師はご存知なんでしょうか?

薬には、有効とされる病気(効能・効果)や使用方法・投与量(用法・用量)が定められており、これと異なる使用を「適応外使用」といいます。残念ながら、子どもに使用される薬の多くが、この適応外使用となっています。

https://pctn-portal.ctdms.ncchd.go.jp/history/state.html

横地医師が臨床の場で子どもに処方している薬はワクチン講座でワクチンに求めているレベルで安全性が十分確認されているものであるのか知りたいところです。

もしも横地医師は自然派をこじらせて薬の処方を一切行わないで奇跡にのぞみを託して自然派療法にこだわり、催眠療法や数秘術を駆使して治療を行なっている間に感染を防ぎ重症化を防ぐワクチン接種を忌避することによって悲しい結果になってしまっている子どもたちがいるのではないでしょうか。

トンデモ系ニセ医学のターゲットは子育て中のママ

以前、私はワクチン絡みの自然派さんたちを批判するブログ記事を書いた時に猛烈な抗議を受けて精神的に参ってしまったことがあります。いままでも「裁判にするぞ!」「集団訴訟のステージなりました」なんて感じの恫喝を受けたことがある私であってもその時はかなり萎えました。

そんな時に高校の同窓の公安方面の知人にアドバイスを受けました。「桑満くん、カルトが狙っているのは子育て中のママなんだよ。公安でも10数件の事案を監視しているから気をつけなさい」とその公安関係者は私に話しました。

とにかくトンデモ系ニセ医学がターゲットとしてロックオンしているのは子育て中のママであることをお忘れなく。

やまびこ小児科クリニックの横地真樹医師の「ワクチン講座」の資料を提供してくれた方々に心より感謝します。反ワクチンのお母さんと論理的な思考によって奥様の間違った考え方、あるいは洗脳されてしまった奥様をまっとうな世界に引き戻すことはかなり難度の高いことだと思われます。また板挟みになってしまっているお子さんが気の毒であり、最大の被害者であるとも言えます。

手元の複数の反ワクチン講座やセミナーの資料がありますので、勇気を出して資料を提供された方々の意志を尊重したいと考え、反ワクチン派の講座やセミナーに関しては今後も正しい医療情報をお伝えするために続編を書く予定です。

横地医師はワクチンの薬学や疫学については全くブラッシュアップされていない点や明らかに間違った解釈をしています。この点をブログでお伝えすると資料を提供してくれた方が特定されてしまう可能性があるので、慎重に資料を取り扱って個人情報あるいは個人が特定されないようなブログ記事になるような方法を模索中です。

執筆者情報

桑満おさむ医師

このブログ記事の筆者:桑満おさむ
Osamu Kuwamitsu, M.D.

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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